私は13期から作品を投じているけども、その時点で私は新参者として内輪の雰囲気は感じていたとだけ書いておきます。例えば15期の優勝作品は「大瑕瑾」で、確かに面白いけどその当時の短編の様子がわかるともっと面白い。そしてのっけから(http://tanpen.jp/link.html#relate)等を読んでしまうと迂闊に入り込めないものを感じてしまったような覚えがあります。(大方これは終了されたものだと思いますが)
どこへ行ってもそこが新規で始めたものでない限り、どうしても内輪な雰囲気は出るのではないでしょうか。当時はその上掲示板全盛期だったし、おのおののホームページの掲示板も相当にぎわっていたし、全て見て回るのが大変なくらいだったと記憶しています。そしてそれを読まないことには話がわからない。その中で内輪な雰囲気を感じつつ、投票しづらいと感じつつ、私は「短編」というサイトをとても気に入ってしまったし、ここで書いているうちに多少はうまくなるのではなかろうかという展望の下、新参とは思えないようなふてぶてしさであちこちの掲示板に顔を出し、全く厚顔無恥とは私のことよというような有様で、黒木さんにも議論を吹っかけ、ここに至るわけです。そういうずうずうしさが、鼻につく人もあったでしょうが、面と向かって苦情を言われたことが無かったのでずるずるとしていたわけで、実は皆内心「あの野郎鼻持ちならねえ」と思っていたのかも知れず、とまあそんなことを考えました、その辺の結論は持ち越し。
で、問題は双方向性のあるコンテストサイトという難しさでしょうね。
純粋にコンテストの役割を求めるなら、字数も同じな分きららがよいのではないでしょうか。あそこなら作者同士のつながりもないし、選ぶのは編集の人だし変な人間関係も生じない。しかし短編では作者同士や、読者作者の行き来がある。(掲示板等でね)この辺の難しさも、かつて掲示板でいろいろと議論されたような気がします。参加者が移ろっていく分、同じ議題があがってしまうような気がします。という感じでこの辺の結論も持ち越し。