〉考えなくても考えてる状態になるまで、考える、っていうやつじゃないのかなと。
無意味の世界に自閉するのでなく、意味と無意味の間に橋渡しをすること、が必要なのだろう、と漠然と考えています。媒介すること・架橋することは、小説書きの果たすべき使命みたいに感じます。大袈裟でしょうか。
ともあれ、口当たりのいい「テーマ」に要約しきれないところまで言葉を酷使し続けるためには、まさに、考え抜く必要があると僕も思います。自然発生的になしとげられることではない、と考えながら、自分を励まします。自分がすべきことと現にやっていることの間の途方もない距離に僕は絶望しますが、かといって、口をつぐんだら負けです。
お互いの健闘を祈りつつ。