さて。
1「名探偵朝野十字の事件簿:赤い蜘蛛の恐怖」朝野十字さん
連作として読んでおらず、この作品のみでの評価になる。
1000字で推理物、それも探偵物というのは短さを感じる。急に答えが来る。
探偵の説明よりも、読み手に推理させるほうがよいのではないだろうか。
文章はさすがの安定感だった。
2「その瞳に映るのは。」さばかん。さん
初めて読ませていただいたと思うけど、此処らしくないな。他所からお見えか。
たとえば、曠野さんのを読んでみて、とか言っても、しようがないのだろうな。
そういうことを想うのは、何度もあったことで、もう意地悪なこととして言うつもりでもないのだけど。
人がいなくなれば、そういう文化ももう、残っていないかもしれないな。
3「蜂蜜トースト」ハンドタオルさん
“かかりつけの医者から、血糖値がやばいですよ、このままじゃ糖尿になりますから”ここのクイックがおもしろかった。
僕も休日だけですが、パンを食べます。土曜日に一本買って、土日の昼の楽しみにしています。
食パンと山型パンで、原材料が違うそうです。
卵や乳製品が入っていない、山型パンがおすすめです。
4「いくらお金を積まれても」テックスローさん
よくこんなふうに言葉が並べられるものだ。
呼吸が信仰とは、すごいな、行きつくところなのだろうな。
趣味じゃないけど、力量に感服。
5「罪と罰」世論以明日文句
詰まらぬ物を書いた。
6「死んでいった者たちへ」ゼス崩壊さん
「他人行儀な味」とはどんな味だろう。家族の料理というよりは、レストランの料理ということだろうか。それでも、缶ビールにその形容が合うのかどうかわからない。
自分もそういう気持ちで書けばいいと思うようになった。自傷行為というより自慰行為だろう。
7「キヅイテ」わがまま娘さん
この方の作品については、これまで投票したり、肯定的な感想を書いていないと思う。
中身はよくわからないけれど。
才能あるんだろうな。物語を書くのが向いているのだと思う。