ご無沙汰してます。八海宵一です。
第100期ぷち感想(おそらくネタバレ含む)書いてみました。
長くなりそうなので、前半、後半に分けて投稿します。
投票を考えている作品には、☆をつけました。(近日、3つに絞って投票します)
よければ、見てやってください。
#1 おそらく エム✝ありす 1000
「人生の縮図を見た」と言いたくなってしまう作品。
でも、それは見たつもりなんだろうな、と同時に思った。
人生経験積んでないので……。
#2 完全遮蔽物 八代 翔 628
「いや、案外自分の欠点って気づかないもんですよ」って、その個室に言いたい。
こういうショート・ショートのにおいがする話は好き。
#3 穴と棒が登場するからって卑猥だとは限りませんのよ? koshi 990
諷刺小説なんだろうけど、なにを諷刺しているのかわからない。
でも、場面ははっきりと目に浮かぶので、すごい。このギャップが癖になるのかな?
#4 山羊たちの沈黙 なゆら 999
ハイブリッドな作品。電子書籍化に強そう。動画をつけて売り出してそう。
個人的には、行方不明より収監中で授賞式に参加できないほうが……。
#5 植物のひと さいたま わたる 1000
何人ぐらいいるんだろう……そこが気になってしかたがない。センセイって一体……。
なんだろう、作品の背景にダークなものがちらついてしかたない。
#6 大逆循環紙芝居 卒業証書授与式 笹帽子 1000
小説ではなく、歌詞に見えた。言葉の流れかたはとてもきれい。
でも、タイトルの意味がよくわかりません。不勉強ですいません。
#7 死神様だ〜 ねむ亭三 849 ☆
おあとがよろしいようで。ででん(鳴り物)。
テンポがよいので、大好き。
#8 十四歳 村上鉄心 733 ☆
危うい感じ。いろんなことを連想的にくっつけて多感な時期をあらわす感じ。なおかつ視野の狭さも十四歳。
うーん、まねできないすごさ。
#9 茶柱 八海宵一 1000
自作。茶柱が立ったところを見たことがないので、作中で景気よく立ててみた。
ちなみに今年のおみくじは「小吉」だった。
#10 うたかた 三浦 1000 ☆
幻想的なおはなし。とてもきれい。
うたかたって、なんなんだろうって純粋にそう思えた。なぞの残し方がうまい。
#11 ぺったんこ 三田村真琴 956
たしかに、こんな人いそう。読みやすくてよい作品だけど、こんな人いそう以外のなにかがほしい。
1000字以内で収めるのは、かなりむずかしそうだけど。欲をいえばそんなところ。
#12 泡の子供 並盛りライス 589 ☆
シャボン玉って本当に儚いと思う。
子供はシャボン玉を見て、「私」は子供を見ている。この構図がよい。
#13 スノウ・ホワイト サカヅキイヅミ 996
こ、怖い。
もう、そのひとことにつきます。
#14 那由他と阿頼耶の狭間にて 彼岸堂 1000
形而下と形而上世界の移動の仕方が心地よい。
読んでいるだけで、一緒に連れて行かれるような感じがした。
……とりあえず、ここまで。後半はまた近いうちに。