仮掲示板

Re*2:『1番ショートコウタ背番号6』感想の後半

なるほど、そういう見方もありますね。学生時代の物理すら忘れてしまった僕としては助かります。
でも、
〉 mが半分になった分、hが二倍になる。
mはgの誤りでOK?
体重が半分になる=質量が半分になるということにはならない……ん、いや重力が変わるということはどちらかの質量が変わるということだからいいのか。
あ、mが半分になるということはgはmに比例するから同じく半分になる。つまりその分hは4倍になる。
だから天井突き破れた訳ですね。納得。

……(笑)

Re*3:グラビティー悪乗りー

〉〉 mが半分になった分、hが二倍になる。
〉mはgの誤りでOK?
〉体重が半分になる=質量が半分になるということにはならない……

 この指摘、正解です。
 「体重」が半分になるということは「質量」が半分になることとは同じではなく、mgの積が半分になるとする方が正しいのです。作中に「グラビティゴッド」という存在がある以上、「重力加速度」が半分になるとする方がどちらかと言えば自然で、しかし共通して用いられるべき値が人によって変動するのは何とも嫌だと私は思ったり、……どうでも良いことですな。
 gが半分だとすると、こんな考察もあります。本当に、どうでも良いことですが。

 時間の関数である高さをh(t)、その一階微分をh’(t)、二階微分をh”(t)とし、飛び上がる瞬間(t=0とし、このときのhも0とする)の速さをvとする。この場合、運動方程式は、

 mh”(t)=−mg → 上記初期条件により、h(t)=−gt^2/2+vt (「^2」は二乗を示す)

 関数の極大値の説明は割愛するが、最高到達点はmh’(t)=0の瞬間であり、このときのtをTとすると、

 h’(T)=−gT+v=0 → よって、T=v/g

 h(t)にTを代入すると、最高到達点の高さは、

 h(T)=v^2/2g

 となる。これにより、重力加速度gが半減すれば最高到達点は二倍の高さとなることが言える。

 以上、一、二ヶ月前程度にやれと怒られそうな話でした。
 こんな程度で大方のことが済むからセンター試験の理科の選択は物理が良いというのが、私の所感でした。……もう何年も前のことですが。

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