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 なつかしい方々に感想をいただいて、にやにやしながら読んでいました。なんだか同窓会のようです。

200 八海宵一さん

 これが今期のトップだったのが嬉しいですね。たとえお約束だとしても、こういうモニュメント的作品があっていいと思う短編200期。古い古い大縄跳びの記憶を掘り起こしてみると、50回を超えると「すげえ」、100回を超えると「超すげえ」と思ったような気がします。200回、超々すげえ。
 八海さんお久しぶりです。私は何といっても「冬が溶けるとき」がツボで、もう、今でも忘れられません。

 "C'est tout"
 読み方は「セ・トゥ」、意味は"That's all"「以上、それだけ」
 まあ、それだけです。


海から海へ 川野さん

 川野さんの脳内(?)散歩が好きで好きで。いつもは川ぞいの散歩だけれど、今度は海を渡るのか、と。日常に戻っていくラストも旨い。マリネ、殻焼き、ワイン蒸し。まとめすぎのようにも感じますが、軽く結ぶ終わり方にも遊び心がほの見えて、読んでいて気持ちがほっと弛みました。
 拙作の情景描写を細密と評していただきましたが、私こそ、川野さんが心象と思考を追う丁寧な語りが羨ましいです。


改めまして、北村様、短編200期おめでとうございます。

(とむOK)

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