映画レビューみたいに10点満点で点をつけてみました。
#1 5/10
実感のこもった表現で衒いがないところが愛らしいです。ちょっと整えて詩ということにするとよりいいと思います。
#2 3/10
マトリョーシカのわりに手足がごてごてついていて可愛くありません。
#3 3/10
天国へのラブレターものから実感を奪ってはいけません。
#4 3/10
小説内の人物の独白だと思って読むと薄ら寒いものがあって面白いです。
山本有三の『路傍の石』は関係ありそうですか?
#5 3/10
設定に対する関心が著しく低いのでこれは少なくともSFではないなと思いました。
#6 5/10
こういうのを書くのは楽しいですよね。
#7 3/10
あの女の子は何だったのだろうか。
#8 5/10
マトリョーシカふたたび。こちらは丸みがあってなかなか愛らしいです。
ベケットとか意識してるんでしょうか。
#9 5/10
男の子に対してぷんぷんしてるところが病み具合を的確にあらわしてるなと思います。
出だしの水面は荒れ模様なのがセオリーなような気がします。
#10 5/10
おさむくんとグリム先生は外国語でしゃべってるのでしょうか。電話をつなぐ相手を決めるのはスタッフでしょうし、目の前だけを見て足元が見えていない感じがします。
#11 6/10
恋人は長男を尻に敷いているし、母は井戸のように懐が深く、妹はまだ秘密を持つほどには成熟しておらず、秘密を抱える長男と父はとても似通っていて、祖母はこの輪からは少しはずれていて、といった具合に人物の輪郭がよくわかります。
井戸には秘密があるものだと相場が決まっているので、それを塞ぐ土建屋が寡黙なのは理にかなっていていいですね。
#12 2/10
自縄自縛!
#13 4/10
加害妄想者の薄気味悪さが言葉の選択にあらわれてますね。
#14 5/10
陽気だなあ。