〉〉第120期 #10
自分としては、最近の短編には物語成分が足りないなーって思って投稿しました。何か困難があって、それを解決してオッケーオッケーという非常にシンプルな骨格が最近の投稿にないので、かっちりしたフレームの今回の話を投稿しました。最近の面白いなと思えるのはテキスト自体が面白いか、実はこうでしたーみたいな意外性の面白さだけで、なんでこういうオーソドックスな解決がないのかなって思って。
〉〉十五歳の魔法
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〉〉もう5年も前に書いた話だった。なんだかすごくぎこちない文体なのはなんでなんだろうかなと思う。
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〉 なぜ、いま投稿したの? 時代性を感じました。なんかいま誉めるというか、
〉肯定する。そうだよ。いいんだよ。 と、いうサインが求められているような時代だと、
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〉 いっているような気がします。
世相として肯定的なムードが欲しいなーっていうのは、意識しなかったのですが、かっちりしたフレームの作品の中で、わざわざこれを投稿したのはそういう無意識があったからなのかも、と思わなくでもなかったです。
〉〉頭をなでるとなんだか気持がいいねということを、もっと荘厳するための話だと思う。
脳科学とかで説明できてるんじゃないでしょうかね。理由は知らないです。
〉〉最後の一文は、「新樹の言葉」の最後から盗んだものだというふうに覚えています。
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〉 頭をなでるのは子供をほめる。……ですが。ふしぎですね。なぜ、??
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〉 なぜることで、肯定・賞賛 の、価値が共有できるのでしょう?
でも撫でると気持ちいいのは知っているので私の中の事実です。
〉 追伸
猫が別の猫の頭を肉球でぽんぽんしてるときも、ケンカの前兆ですね。
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〉 カンボジアだったかと思いますが。子供の頭をなぜてはいけない。
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〉 侮辱するボディタッチなんだそうです。日本にはマイナスのタッチはないですよね。
〉 世界はおなじだが、ちがいがありますねぇ……。
私も男同士では頭は撫でません。子供の頭も撫でないですね。てかまあ、この小説で誰でも成立してるみたいなこと書いてましたが、よく考えたら、私は頭撫でるのも苦手だし、撫でられるのもごくごく身近な人以外腹が立ってましたね。肩も背中もさわられたら嫌ですね、返って怒りを覚えていました。
書いてることと書いてる人もちがいがあるんですねぇ……。