第83期の感想、書けるものだけ、書きました。
3	私の好きなもの	リベルテゆき	515
 最後に、すごく、違和感をおぼえた。
10	夏の続き	わら	1000
 最愛の人のお葬式で、泣いたのは、ぜんぜん悲しくない自分の気持ちに与えた憐憫だったのです。と、云う小説の構造を思い出しましたが。毎日人が死んでいるんですけどねぇ、
やっぱり悲しまなきゃいけないの? で、しょうか? ……やっぱり、
13	夏の魔物。	のい	964
> そして永遠の魔物(母)にも勝つことは許されなかった…。
 この一行が理解できなかった。
おそらく長編を切り詰めたのだろうと想像しています。切り取りの失敗ではないでしょうか?
 永遠の魔物についておしえてぇ〜 くださいぃ、気になります。
14	超宇宙戦機ボルティック・ドライオン	彼岸堂	1000
 なんか、最後笑ってしまった。よく書けている小説なのかもしれないと思った。
19	恋心談議	黒田皐月	1000
>「うん、それは確かにある」
 このあたりで、会話のテニスラリーが、途切れる。
20	『幻獣料亭』	石川楡井	1000
 あへっ、毒気を抜かれた。スケールが大きい。
21	イゾルデ	みうら	1000
 精一杯読みまして、つらく眼が痛くなってきたとき、『イゾルテ』と掛け声、
 眩暈クラクラと迷いながら読み続けることができました。
 読者は見殺しにされたようで、テーマは迷路の行間に逃げ込んでしまい。呼びかけてもこだまひとつ戻ってきません。
23	夏の鐘	euReka	987
 ファンタジーゆうび、なぜ、夏のピストルが『自殺』になるのか? ここだけ異質。
勉強、創作、送辞、教養、教義、自愛、菩薩、記念、切手、国旗、慈雨、慈悲、嫉妬、自我、慈育、恋文  etc―― 何でもはまるのでは? 何か選んではめ込んだ方が良いのではないでしょうか?
26	その信仰は崩れない	えぬじぃ	1000
 最後、笑ってしまった。
 読後感があった。ひとつの世界? あるいは事件に臨場した感覚が残った。