感想、書けるものだけ、
       ……です。どうぞよろしく。
      第84期 作品 感想文。
1	電子心霊課	おひるねX	1000
 わたくしの作品です。どうぞ誤哀願ください、あれれ?
2	爆弾彼女	アンデッド	942
 よくかけているけど、おもしろくなかった。それは、好きになった理由がないからだと思う。
3	燃やすゴミ	借る刊	924
 文章力、作者の姿を、感じる。面白かった。読後感にあおっぽい寂寞。
4	全日本ウマシカ連合	謙悟	995
 面白かった。
7	プレゼント	山羊	899
 ちょっと読みつらい。最近のゲームなどやったことがないからだろうか?
8	諏訪報復譚	えぬじぃ	1000
 歴史のレポートですか? どこに、最近の事件を映し込んだのか不明。
10	雨の中	灰棚	835
 音楽は好きですが、どこか遠い世界の事件にならない景色を感じました。
11	Honnoji	鼻	964
 踏み絵のような小説の構造でしょうか。やめなさいといったのが女性なのが、実感を伴った。わたしもほれるかもしれない、でも、つかれる女性のようなあいまいな不安も感じる。たぶん、読まないだろう。こういう小説は。
12	ヨル	あかさ	335
>何だかとても静かだったのです。
 でだしよわいかなぁ……
>ため息のような囁き声が左耳から聞こえたので、
 ここがちょい、よみつらいかなぁ、
 肩に夜の重みがかかるのはいい感じです。そうですねぇ、――それは別れたあのひとの、においを感じた夜でした。とか、書くとこの透明感がにごってくるかも知れませんねぇ、
 イラストがあったらいいのかなぁ、読み返して、とても好きになりました。透明な夜の暗さと光、夜の作家がいましたね、夜警とかかいた……だれでしたでしょうか、
14	感情の中で。	のい	744
 よくわからない。なぞかけは、長編小説にしてほしいと思いました。
15	猫	みうら	1000
 よくわからない。なぞかけは、長編小説にしてほしいと感じました。
16	こたつむり	彼岸堂	944
 面白い。手を出せない、ところに、すごく共感を覚えました。カネがなくて手が出せないのですが、――わたしの場合。
17	紫陽花	三毛猫 澪	938
 おもしろく、最後までどきどきしながら読みました。読み返してみて、酒井法子とか、アダルト映画に出た議員秘書さんとか想い浮かべ、たくましくおばさんになってほしいと思いました。
19	rot ion ape = 面会 晩餐 仮	高橋唯	1000
>  彼女は買いたての猫のようにアンテナを
 出だし引き込まれました。その後も放してくれない感じで読んでしまったけど、
ホラーはあまり好きでないので。
20	当てる男	becky	804
 一読で、オチの、寿命が見えるのが、印象に残った、以外でした。
(殺しに来る話はあふれているけど……)
 最近の生きようとした人に取材しないのか、疑問に感じました。2読みして、老人を年齢で書いているのは陳腐だと感じました。子供を生かすために、4億円も募金で集めたご両親とか、連想しました。
21	午後の講義をさぼって	宇加谷 研一郎	1000
 彼女がほしくなりました。(いつでも、ずっと、ほしいのですけれど……)
22	うんこ	金武宗基	11
 腹の中の姫たるうんこ、妄想はどこにでもいるのに、そうした、もらした事件に取材したらよいと感じました。たとえば、
 アソーさんが、カネがなければ結婚しねぇほうがいい。とか、たしかですよ、このうんこ。
 キムさんが、臭泄社の社員のなかにいる。というネタとか――。
23	ウグイス	クマの子	1000
 不動産幻想でしょうかおれも駅前の一棟ビル買いたい。駅2分盛業中鶯テナント二百億。
26	岩感	わら	1000
 ガーンときた。最後の謎かけもすごく成功してる。1000字でここまで書けるんですねぇ、感服しました。
27	愛なき者	黒田皐月	1000
 途中で読む気が、うせていった。最近の事件に取材するとかするとすれば?
 短くすると良いのかもしれない。短くすればいやでもオチまで読んでしまう。だれでもが腹の中にうんこを隠しているような――人間の性か? 読まないと思っていてもすとんと、オチまで……。でも、そうでもないのかなぁ――今思い出したんだけど、2ちゃんの書き込みに、
>おかあさん、リストラされて、ごめんなさい。
 ってあったのを思い出した。
 感謝する人がいないというは、……ぎもんかなぁ
28	色のない世界	篤間仁	1000
 最後まで緊張感があり読めるのだが、最近の事件に取材したのか疑問?
29	サーカス	qbc	1000
 寝た子の重さと、熱を感じたけど、大作長編には負けてる。かなぁ、読み返してよくなる作品。だと、感じます。
30	黒い海の町	キリハラ	1000
 よく描き出されたファンタジーだと思う。時間の長さもじゅうぶん感じる。ただ、読者は自分の人生を行くしかない。と、よけいに感じてしまう。歴史の長さを感じるだけに……。
 読後感がつやのある鐘の音、ひとつ。