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感想ありがとうございます。

1002さんの感想をお読みしていて思ったのですが、「この話をつくっている作者には」や、「なにか作者のひきこもりの人に対する悪意」ですとか、1002さんは「小説」と「作者」の関係を重要に考えているようです。

やはり作者がどのような人間かが、小説の面白さに関係してくるのでしょうか?

ちなみに私は、意識的に「小説」と「作者」を遠ざけて考えようとしているのですが、そんな意固地に考えるものでもないのかなあ、と最近思っています。
作品と作者の関係は面白いトピックだと前から考えていたので、お伺いしました。



〉○「おフトン姫を読んで思ったこと」感想

〉 この話は細部がこまかいところまでリアルなところがおもしろかった。あと、「ばんざあい」と叫ぶ唐突さとか言葉の選択にもセンスを感じる。だが、この話をつくっている作者には大臣にも大臣の妻にも男にも愛情がないような気がした。ひきこもりなのに偉そうにする夫とその妻、それに有限会社の冴えない男の三組を適当に組み合わせてみた――そんな感じがした。布団大臣の強調された設定、強調された滑稽さには、なにか作者のひきこもりの人に対する悪意すら感じる。これは現代では「ブラックな笑い」ということで笑い飛ばす種類のもので、たんに私の感性が田舎っぽく古臭いのかもしれないが、生存競争が過酷な東京在住者ではないのんびりした地方人の私には、こういう笑いは苦手だし必要としていないので後味がわるかった。

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