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〉今期は久々に票を投じたくなる作品があったので、感想も書きました。

審美眼が厳しいのですね。さすがに、と思いました。
力のある感想は読んでいて教えられることも多く、良いと思うのです。いきなり『葬列』から、ああこの主人公は周囲を置き去って列の前に出ていたのか、と思わされたことなど、いろいろありました。

『例えば千字で刹那を』の感想もいただきましたが、そうだ、この作品に持たせるべき方向性は偏執であるべきだった、と他人事のように思いました。それほどまでに、見事に本質を突かれました。上手く物語を集中されられなかったのも、本当のことなのでしょう。
ただ、ひとつだけ言っておきたい。電磁波は微分方程式によって記述される現象であるため、無限小の概念を含む。それは先端技術を担う者としては基礎であり、変化が無限小の時間の中で起きていることは当然知っていることなのである。それに対して主人公が求めているのは、知覚できる最小の時間である。

―――否定に否定を加えると反転して肯定になる、それは即ち言い訳と言う。

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