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26 お別れのキスのことばかり考えていた

特に何って筋じゃないんだけど
この文章でこの内容はすごくあっていると思う。
だから印象深いし、するすると読めちゃう。
酔っ払ってぐだぐだ考えている雰囲気がつたわってきた。

>思い起こせばあの頃の僕は二人の愛を深めるなんてことより、これからやってくる別離のことばかりに目を奪われるようなペシミストだった。

確かに若い頃ってそうだよね、と妙に納得した。
個人的には最後の段落が、あまり好きではないので、違う終わりが読みたい。


14 暑寒

ああ、この暑いのにぐだぐだ言ってないで、顔を洗って釣りでもして来な!
と、部屋から主人公をたたき出すお母さんが目に浮かびました。


16 花の卵

面白かった。この展開がすごい。あれよあれよという間にこんな所へつれてこられてしまったという感じが楽しかった。
まさかこういうところへ来るとは思わなかった。
1000字でこういうやり方があるとは。さすが。
ところで続きが大変気になります。


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