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私は、読者が執筆者になることが進化だとは思いません。しかし、批判者になることは間違いなく進化であると、思います。
感想書きに加わっていただきましたこと、歓迎致します。正直に申しますと、この分量を書ける方だとは思っておりませんでした。お見それしました。失礼ついでに申し上げますと、本物しか愛せないと自分を信じるような若さを、貴見から感じました。
以下、ご感想へのお礼を。

〉#10 月はただ静かに 黒田皐月
〉はっきり言って、僕は初期の頃から黒田皐月さんを応援しておりました。
さらに失礼ながら、第45期決勝投票から参加していた私ですが、その頃、その頃の作品に対する私の好みゆえに、この方には票を入れることはないだろうと思った方が何人かおりました。しかし、そう思ったことがあった方で今でも本当に票を入れたことのない方は、ひとりしかいません。それが、あなたなのです。なぜかと言いますと、作風がぶれていないから。ただし、それが悪いこととは決して申しません。黒田皐月の好みでないだけに過ぎません。
先のロチェスター氏のことと言い、黒田皐月作品に甘い方ばかりと意見や好みが合わない、好みについては貴見から感じたことなのですが、というのもいかがなものでしょうねぇ。

〉僕が掲示板を盗み見ていたところ、黒田皐月さんは、
〉書き込みの最後には必ず、
〉”〜な黒田皐月でした。”
〉で締めるという作業をしていました。
〉失礼な話ですが正直言って、あんまりおもしろくないぞ。
〉と僕は思っていました。でも、これをやる、と決めて、
〉やり続けていることに対して、ずっとすごいと思っていました。
これは生き方の癖。枠をはめて、その中に自分を限定してしか、生きられない。この生き方については、これ以上申しません。
使い方としては、最後に一言言い訳をしたり、追伸のようなことを言ったりしています。それなりに便利に使っております。

〉花火大会がはじまってから終わるまでを、すべて”良い”と思える情景描写でつなげているのがすごいです。いつのまにか花火大会が終わっていました。
〉この作品に出てくる光のなかでは、花火がかなり奇麗な部類に入っていて、それよりはきれいじゃない光がいくつかあって、時間が経つとそれらはすべて消えていって、月は最初も最後もいて、花火より高い位置にいって終わります。
〉光からなにか連想したりとかそういう野暮なことはしないで、光を最後までクールに見比べていて、なにか浮かび上がってくるものがありました。
〉僕の感想としては、「あ〜、いろんな光が、あるんだなあ。」です。
〉お納めください。
〉花火の形状を描写するところが特に良かったです。
「いつの間にか終わっていた」、恐悦至極です。
書きたかったのは落ちとしての月と、花火の描写。クールとのご意見ですが、温度の意識はなし。
詳細なご感想に対して応えられておりませんが、ともかく、ご感想をありがとうございます。

そう言えば以前に他の方に褒めていただいた『擬装☆少女 千字一時物語9』も描写を褒めてもらったのだということを今さら思い出してきっと月末には忘れてしまう、そんな黒田皐月でした。と、こんな使い方。

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