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本文: 〉どうもタンソさんの主張を読んでいると、「オチがある派閥」と「オチがない派閥」しかないように錯覚してしまいますが、別にどちらも同じように楽しむ派閥があったっていいですよね。実際、僕はどちらも読みますし、書く側としても話によって「オチあり」「オチなし」を使い分けています。使い分けています、というより、書いていてすんなり行く終わり方を探しているうちに結果的に「オチあり」「オチなし」になった、という感じですが。 〉その他の評価基準(「スピード」「意外性」「テーマ」)に関しても、結局のところ、ある作品において「スピードが速い/遅い」「意外性がある/ない」「テーマがある/ない」というのは、その作品を分類する基準でしかないと考えています。この作品は「疾走する文体で意外性があるけどテーマがない」、あの作品は「とにかくスピードだけは速い」といった感じに、それらは作品の性格を表すものであっても、それと「面白さ・美しさ」とはまた別の話であるように思います。(ゆったりして意外性がなくてテーマもなんだかわからないけど面白い、という作品が存在するということです) 〉何でも分け隔てなく楽しめるのが一番お得なんじゃないでしょうか、と言いたかったのです。 〉 〉と、話は変わりますが、プロが書いた1000字(くらい)小説のことを考えてみましたけれど、そもそも読書量が少ないのでほとんど思い浮かびませんでした。うちの本棚にある中では 〉 〉「掌の小説」川端康成 〉「夢で会いましょう」村上春樹と糸井重里 〉「SUDDEN FICTION」外国作家の人たち 〉「夢十夜」夏目漱石 〉星新一の短編集 〉 〉くらいしかありませんでした。なんだか有名なものばかりで恐縮です。
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