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本文: 〉〉 こうしたところを読み手の側が汲み取る努力をする、という意味合いで申し上げました。読み手あるいは書き手として、受け容れられるものが大きい方が、読む楽しさも書く喜びもより大きくなるのではないか、そう思うのです。 〉 〉 なぜ“読み手”に努力を求めるのでしょう? 〉 上質のショートショートほど読む努力しなくても面白い。さらにその裏が見えればもっと面白いといった構造になっています。 〉 “書き手”ではない一読者として言わしてもらえれば、別に作者が真摯に書いて無くたって、片手間10分で書いたって面白かったら別に良いんです。評価するのはその作品であって作者の努力や姿勢ではないのですから。 〉 〉 一読して「面白くない」と感じた作品を誰が深読みまでして面白さを探し出すのですか? 短編では毎回20数作品が投稿されています。私は全作品通しで読むと一時間から一時間半程度は必要です。つまり3読するならば最低3時間以上の時間が取られるわけです。 結局、そこまでしてしか面白さが判らないような作品は結局「つまらない」の烙印を押されても仕方ないんじゃないかと思います。 〉 〉 最後に、個々の作品を挙げて書かないのは単純に時間がもったいないのと、その作者と私だけの議論になりそうだからです。また、このように書き込むのは「短編」というサイトの趣旨は共感できるのに、現状の投稿数に対して投票者数が1/3から1/4という“読み手”不足に不満を持っているからで、どうにか“読み手”を増やしていけたらいいなという思いからです。 〉 もっともそれを「変な方向付けをされたくない」と一刀両断にされるのではやはり“ムラ”と評されても仕方がないのかなぁと私は思っています。
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