仮掲示板

(決めた)一日ひとつの58感想−13

13 チュベローズ 宇加谷 研一郎 1000

タイトルの意味がまったく分からないの
ですけれど、面白かったです。

これも終わりがないようなお話なのかも
しれないなあと思いながら、ただ文字を
追うようにして読みました。

猿ってなんだろうか、とか、確かに
公と私の間の時間帯というのは気持ちが
良いというか、なんというか、ともあれ、
不思議な気分だよなあ、と共感を感じつつ
読みました。

そもそも働くという行為が家族のいるベッド
タウンから遠く離れて縁のゆかりも無い職場に
行くという行為になってしまったとき、職場で
目立てない人はまるで学校では目立てないけど
地域では有名みたいな、これは要するに
「釣りバカ日誌」が中央に据えている根深い
テーマなんだと思いました。
解決方法はいくつかあるかと思うのですが、
趣味に見出すとか、仕事で自己実現する
とか、ただし、すべての人を満足させる
回答と言うのはないように思います。

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