私が書き込んだことでいろんな方からまた書き込みを頂きまして
私に宛てたものであろうと私が解釈した方へ返信したいと思います。
黒田皐月さん
推敲の跡というのは、修正しまくった跡ではなくって、この文章をひねり出して、こういう方向へもっていってという様な作品の中の道筋が、練られているなあと感じ取れたときによく思うことです。
ですから例えば黒田さんの「女装」シリーズは、どういう風に表現すればこの少女装が、自分にとってツボになるかとか人に伝わるかとかそういった思いを感じ取れます。「永遠」の時もその執着が感じ取れたのですが、こと「刹那」には「執着」がテーマのようなのにあまりにさらっとしすぎて、この主人公の思いを黒田さんがちゃんと汲んであげていないのではと主人公に同情しました。
その点、わたなべさんは、作品に対してとても真摯に向き合っているなあといつも思っています。主人公に対してとても情が深いと思います。ただし、作品の示す方向が私にはつかめないだけです。私は親から薄情者とよく言われるので、多分そこらへんが黒田さんから見たら私とわたなべさんが相容れないと思われる一つの理由ではないかと思います。でも、私は仲良くしたいですけどねー。
ハンニャさん
今回の掲示板でハンニャさんの意見を聞けて楽しかったです。
私の意見に直接からむのは、前半部分だとは思うのですが、どうもハンニャさんとタンソさんは意見が違うようなので、この際置いておいて
「僕の意見です」以下で、なるほどなあと思いました。
すごく納得できるものがありました。しかし私の場合は一発の天才的なアイデアがないので、じくじく書くしかないから、ある意味うらやましいですけどね。だから作品がじくじくしてるのかもしれないですね。
チキンさん
そうですか!川島ケイさん好きなんですね。
私も好きです。雰囲気が好きです。
ブログも好きだし、全感想も好きだった。
好きな作家が共通するとうれしいものですね。
ロチェスターさん
ご心配頂いてありがとうございます。
どんな読者にも書き手にもなれてますから大丈夫です。
クレームとか返品とか納期の遅れとか社長の愚痴とか水掛け論もなれているので大丈夫です。
解説してしまうと、皆さんの初見の感想が変わってしまう可能性があるのでやりたくないんです。例えば「ボートはボート」のねずみについてはいろんな方がいろんな解釈をしてくれて、結果、幅を持たせすぎて伝わらなかったと言う結論を導き出せたのでずいぶん勉強になりました。
感想がなければ、面白くなかったんだなあと反省できてこれもまた勉強になりますし。そういう面で勉強できるからこのサイトは好きです。
タンソさんは「羅生門」とかの話をしたいんだと思います。
私はちなみに太宰治が、後頭部をスリッパではたきたくなるくらい嫌いなので、面白くもなんともないと思っています。でも好きな人から見たら、面白いでしょう。そこらへんが、タンソさんには伝わりにくい。
きららで何度も月間賞とかグランプリをとれば話は別ですが
私なんぞはビギナーズラックだと思っていますので「プロ」なんて、そんな…色々片付いて通常業務に戻ったら、また書きたいと思います。
それにしてもいつも応援いただきありがとうございました。
それから昨日の私の書き込み、「人生の岐路」ではなくて「人生の一大事」の間違いです。一部の方々には大変ご心配を頂いて恐縮です。