仮掲示板

長月さん(Re:反論)

長月さん、こんにちは。

〉小説の問題点を指摘してくれる読者を、私みたいにあしらうのでしょうか。私にはいいですが、他の方には絶対止めてください。二度と読んでくれなくなります。

読者にもピンからキリまであります。どうぞ誰にでも妥協されるのではなく、今までの長月さんの「ちょっと冷たい感じ」を維持されてお書きください。そのほうが色気があります。

〉 言いすぎですよ。書き手のエゴが丸出しになってきています。解説して「やっている」と読者に思われたら最期です。

今回、長月さんの作品が伊勢物語を題材にしていた、という話はおもしろく読ませてもらいました。村上春樹にならって「自作の解説はしない」と長月さんもおっしゃってますが、もっと解説をしてください。村上春樹もいろんな形で解説しているような(解題と称して全集などでは)気がします。伊勢物語は読んだことがないので読もうと思うきっかけになりました。エゴのない書き手なんて……

〉 あなたには芥川龍之介という有名な小説家を紹介しましょう。焼き直し作品が多々ありますが、原文を知っていようがいなかろうが、面白いですし、未だに新鮮です。

芥川の何をすすめてるんでしょうか? 私は個人的には後期の私小説的なのが好きです。

〉こうやって、他の人の口をつぐませることは、私以外には止めてください。

そうでしたか? 今回の長月さんの書き込みはとても優しさにあふれていたと思います。へりくだるやさしさとはちがって、一歩ひいた大人の優しさとでもいいましょうか。

〉あるいは仲間内の作品を守ることに躍起になっていらっしゃる、そういう風に映ります。

本当に? 長月さんの「感想」を読ませてもらう限り、仲間意識なんて感じませんよね? むしろ、ちょっと鋭くて、それがいい刺激になる。否定するならサイト全否定ではなく、個人のある作品の否定であるべきだし、長月さんの感想を読むかぎりでは、けっして全否定ではなく部分否定になっていると思う。

〉 いいですか。あなた方は、完全な作品をつくることなんて出来ないんです。もっとレベルの高い人々ですら至れない境地に入るなど、エゴのきわみです。そのために、読者は必要です。特に、どんな拙い形であれ、問題点を指摘してくれる読者が私には必要なのです。

「会いたいと思えどもおまえではなし」という格言がありますが、読者ならどんな読者でもいいんだろうか。このような意見に惑わされることなく、いろいろと生活の事情があったとしても、一読者として長月さんの次作を「短編」で読めることを期待しております。「きらら」の賞を受賞されて「プロ」となっても参加はやめないでいただきたいものです。

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