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本文: 〉「海坂さまへ」というタイトルの記事に返信するなんて横レスもいいとこですが、他に適当なものがなかったので。 〉 〉国家に関する描写について僕はほとんど気になりませんでした。それよりも、やはりどういうつもりで障害者を題材にしたのかなあというのが不思議でしょうがありません。 〉 〉〉 「世界に行く」というのは子どもの表現ですから幼いものです。まさかワールドカップに出場することはできないでしょう。しかしさまざまな国の人と、彼らの望む手段で(バレーなり手紙なり何でも)自由に交流できる世の中にしておく義務が、大人にはあると「教員」は考えています。 〉〉 子どもには、大人の想像を超える夢があるのだと思います。「教員」はその夢を実現する努力をしたいと思っているだけです。 〉 〉これが翻車魚さんの書こうとしていたことなのでしょうが、これを書くのに主人公が障害者である必要は全くありませんよね。こどもが夢を見るという点において、健常者も障害者も関係ありません。 〉ですから、「夢見るのがこどもの仕事、それが実現し得る世界を整備するのが大人の仕事」というありふれた(本当にありふれた)話を、「障害者」を登場させることで何か感動でも引き出そうとしたのだろうな、としか読めませんでした。24時間テレビと同じような居心地の悪さを感じました。 〉 〉また、作者としては特に意識していなかったのかもしれませんが、 〉>「私は卓球で世界に行くんだ。愛ちゃんみたいに」 〉> 級友たちに「世界」が広がった。Gの真摯さが伝染したらしい。彼女たちにとって「世界」は遠くない。 〉>「私はサーフィン。お父さんが昔、オーストラリアでサーフィンしたんだって」 〉この部分がすっごく残酷だなあと思ってしまいました。車椅子の少女にサーフィンを夢見させるのはいくらなんでもなあ、と。
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