no nameさん、感想ありがとうございます。
腐女子宣言したのって、私でしょうか…(笑)
「剥がれてしまったので」なんて、患者が男なら、カンペキにBLですよ!!!(笑)
患者の性別、特定しなかったし。あ、医者もそうですけど。
最後の、心中するのかお前ら、っていう終わり方といい。
(でも医者が非情で「お前なんぞ知らん」と逃げる←ひどい。)
以下、珍しくネタバレな感じで自作のことを書いてますので、もし先入観なく作品を読みたいと思ってくださってる方がいらっしゃいましたら、先に作品をお読みください。
〉「剥がれてしまったので」
〉 爪が急に鱗になっちゃったけど、きっとこの人は悲しい運命から緩和されたんですよね。手放しで喜べない結果なんだとあたしは思いましたが、いかがでしょう。
医者の見立てでは、むしろ、もともと鱗だったみたいです。(相変わらず他人事)
そして緩和というより、むしろ、悲しい運命に”戻った”ような気がします。
だってほら、医者は元に戻すのが仕事なわけで。
そういう意味では、患者は感謝してますが、手放しで喜びたくない、アンハッピーエンドな話だと思いたいです。幸せは他にあるはず!
でも運命からは逃れられない。
…って考えると、やがて海の泡のように消えてゆくだけの短い命、それは誰でも一緒のことで…なんていう無常観につながって、ブラックホールに吸い込まれそうな不安感を覚えます。
とてもそこまで表現しきれていないとは思いますが。
ネタばらしをすると、この作品の根底には、川崎洋の詩、『やさしい魚(うお)』があるように思います。(この詩は合唱曲になっています。歌詞こちら→www.fureai.or.jp/~t-mura/yasashiiuo(female).html)
魚の鱗は、はがれるもの。
そして魚は死ぬもの。
何かそういう共通の認識がある気がしました。特に、このBL感バリバリの二人の世界、二人きりの世界、に。
看護婦ジャマ。(←腐女子はよくこういうことを言います)
暴走発言、失礼しました。