投稿先のボード: 仮掲示板
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本文: 〉〉> わざわざ分かりきったことを公にすることが「品位」を落とす、 〉〉> 阿吽の呼吸を明文化することは不粋だ 〉〉 おっしゃるとおりの意味で書きました。 〉 〉私も感想票に記名をしていたので、あの意見を読んでかるく息が詰まりましたが、ただ「記名を控える」という意味も「感想票⇔掲示板」の場所のプロトコルを考えると、意見の言わんとするところも納得します。 〉「品位」を辞書で引いてみると、 〉・ goo大辞林 : 人や事物にそなわっている気高さや上品さ。品格。 〉・ 三省堂国語辞典 : しぜんにそなわった・けだかい(りっぱな)感じやようす。 〉・ 広辞苑 : 人に自然にそなわっている人格的価値。 〉とありました。 〉「自然」というあたりが「暗黙の了解」というあたりに関連してくるようですね。 〉 〉 〉〉> これは自作解説についての 〉〉> 「作者の言葉で固定してしまったら正直つまらない」という意見と、 〉〉> プロトコルの相違という観点から言えば、類型 〉〉 そういう感じ方もあるだろうと思いました。私は少し違うと感じます。 〉〉 できるだけ短くするために省略しましたが、私は作品が「作者の言葉で固定」することなどありえないと思っています。たとえ作者を名乗る人が自作と名付けた文章について何かを語ったとしても、それは他の感想なり批評なりと同列の、ひとつの考え方の提出にすぎません。 〉 〉これは作者と作品の距離、読者と作品の距離という2軸を持ち込むとより分かりやすいかもしれません。 〉 〉 〉 読者(遠) 〉 │ 〉 A │ B 〉 │ 〉 │ 〉作者(遠)――――――――――作者(近) 〉 │ 〉 C │ D 〉 │ 〉 │ 〉 読者(近) 〉 〉A象限 : 作者も読者も同じ立場で作品の真の理解に遠い 〉B象限 : 作者が作品の理解にもっとも近く、読者は作者よりも理解に遠い 〉C象限 : 作者が作品の理解にもっとも遠く、読者は作者よりも理解に近い 〉D象限 : 作者も読者も同じ立場で作品の真の理解に近い 〉 〉「作品が「作者の言葉で固定」することなどありえない」というのは、AあるいはC象限の立地からの意見と考えられるのではないかと思いました。 〉「作者の言葉で固定してしまったら正直つまらない」というのは、BあるいはD象限の立地からの意見だと考えられるのではないかと思いました。 〉「作品の真の理解」とはいったいなんだという疑問もありますが、ともあれ、この2軸の範疇で考えられるという意味で、類型的だと思いました。 〉 〉 〉〉 いずれにしても読み手、書き手の意識にまかされるべき部分であって、一個人の意見(参加者に義務付けたり啓蒙する意図がない)なら公表される意味はないのではないかと思います。 〉 〉この部分も2軸で考えると、 〉 〉 読み手(遠) 〉 │ 〉 A │ B 〉 │ 〉 │ 〉書き手(啓蒙)――――――――――――書き手(所感) 〉 │ 〉 C │ D 〉 │ 〉 │ 〉 読み手(近) 〉 〉A象限 : 書き手の啓蒙を意図したテクストだが、読み手はそのテクストに共感しない 〉B象限 : 書き手の所感のテクストだが、読み手はそのテクストに共感しない 〉C象限 : 書き手の啓蒙を意図したテクストで、読み手はそのテクストに共感する 〉D象限 : 書き手の所感のテクストで、読み手はそのテクストに共感する 〉 〉AるいはC象限でなければ意見する意味がないという立地からの意見になるかと思います。 〉仰るとおり「書き手の意識にまかされるべき部分」だと思いますが、ただあまりにもその意識が個々人によって違うので、無用な時間を費やしている面もあるかと思います。そこで意見を公表していただき、なにかポジティブな変化が起きれば、と思っております。 〉※再三言っているのでしつこいですが、やはり意見を出されてもなにも決定はされません。 〉 〉 〉〉> 色々な人が集まった場所では 〉〉> その様々な「呼吸」に合わせられずに 〉〉> 呼吸困難になってしまう人も出てきてしまうのかな 〉〉 それはあるのでしょう。 〉〉 媒体や場に限らず、どんなところにおいても、どれだけ申し合わせをしても、そういう人は出るでしょう。 〉 〉「呼吸困難」の人は少数派なので、このことについて考えることはコストの無駄ゆえ基本的にしませんが、しかし気にならないわけではないのですよね。人類みな兄弟はキモいと思うのですが、しかしそうであったら良いよなとも思います。
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