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 すいません、昨日は時間的にわりと極限状態だったので。
 では検証したいと思います。

「裏切られた非は相手にあったのだ」
 という文章に焦点を当てたわけですが、ちょっと訂正。
「それどころか、裏切られた非は相手にあったのだ。」で考えます。
 まず根本的な気持ち悪さの原因ですが、直前の「健康で何も不安はない」ということと件の一文には関連が見いだせず、「それどころか」で繋ぐ意味もわからないということです。
 それから「裏切る」という行為は一般に悪いことですよね。だから当然、わざわざ断じることもなく非は相手にあるはずです。だからそもそもこの一文は、僕は必要ないと思います。
 ただその後に「それが、悔しい、憎い」云々とありますから、「それ」の内容を明記しておく必要があります。
 人様の作品に手を加えるのは僕は少し気が引けるのですが、僕に改変が許されるならば、

南春朗は裏切られた。裏切られて傷ついて死ぬんじゃないか。本当に自殺する恐怖に毎日胃が痛くなる。春朗は死にたいわけなどない。春朗は、自分は健康で何も不安はない、そう、考えている。それどころか、裏切られた非は相手にあったのだ。

 という段落を、

南春朗は裏切られた。この傷のせいで死ぬんじゃないかとすら思う。春朗は死にたくなどない。健康だし死ぬ理由など何もない。それなのに裏切られた。理不尽に裏切られて、そのせいでこれほど傷つき、死ぬことすら考えている。

 とでもしておきます。
 あんまりガッツリ考えなかったのですが、ニュアンスを残して前後と繋ぐことを優先したら、こんなもんじゃないかなと思います。

 しかしながら、裏切られて頭がごっちゃになってるサマを表現しようとしたのならば、原文の方がいい感じにカオスってて雰囲気出ていると思います。

 以下その他の点についてレス。

〉 感想ありがとうございます。

〉〉16 ミチ おひるねXさん
〉〉 おもしろくなかったんだああああ。「南春朗」とか寒くて鳥肌立ったんだああああ。

〉 うーん。そうですかぁ、とくに考えなかったのですが、いやな感じを受けたのですね。ありがとうございます。
〉(知人や有名人の名前を使いたくなかったので、そればかり考えていました。名前を考えるときどうなさっていますか?) 

 まあどう読んでも楽しい内容ではないですから、いやな感じを読者が受けることは狙い通りだったのでは? と思います。
 名前は地味に難しいですよねぇ。今までは適当に考えながらも過去作とかぶらないように、というところだけ意識していました。しかし最近、過去作と投稿作を緩やかに繋げる作業に手をつけ始めたので、過去作の登場人物を使い回しています。楽です。
 それから、「ミチ」のような三人称作品であれば、「彼」「男」「チビ」とかで十分だと思います。「ミチ」は思い切って一人称の作品にしてしまった方がすっきりしたかもしれませんね。

〉〉 推敲の痕跡は見えるんだけど、もう少し詰めたらどうかな、と思う。
〉〉

〉 無駄な文章があったという、ご感想なのですね。

 無駄というのもそうですけど、前後の整合性を考えたり、別の視点から読み直してみたり、一度言えばいいことを何度も言っていないかチェックしたり、そういう作業を徹底的にやったらどうか、と思います。
 それから「ミチ」のようにたくさん改行して空白を増やすと、一目で見たときのまとまりがなくなって読む際も推敲する際もたくさんスクロールせざるを得ず、読者にも作者にも散漫な印象を残してしまいますのであまりおすすめしません。
 一行以上改行して空白を作るのは、場面や心理の転換時くらいにとどめておいた方がいいと思います。


 今日はこんなところで。またなんかありましたらどうぞ。

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