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 すごい。どこにレスしていいのか、一瞬わからなくなりました。


 基本的には「書いていて楽しいこと」なので、僕の悪意だと言うのならそうなのでしょう。
 ですが、目的がちょっと違います。

 テーマは前期と全く同じで、「他人という存在と、それを知るためのアプローチ」なのですが、今期はそれを、窓の中で何が行われているか明記しない、という方法で表そうと試みました。
 具体的には「結局、開けなければ中の様子はわからないけれども、開けたときの最悪の可能性が怖くて開けられない」ということが書きたかったわけです。


 ところで、話の中で描かれる奈央は、幼馴染を毎朝起こし、誠の母とも仲良くやっていて、立ってもいない寝癖のために櫛を通して誠の変質的欲求に応えてあげたり、夜な夜な誠に逢うために窓を開けて様子を窺ったりと、誠に対して強い好意を示しているのですが、お気づきでしょうか。
 また、個人的な考えとして、中二の男女の性交は主に男子の家で夜におこなわれるものと考えています。もしくは両親の留守とか。屋外なんかもあるかも。
 というわけで、本当はダイエットヨガをしていただけなんです、なんて無理がありますかね。


 話は変わりまして、僕はグロテスクなものが割と好きですが、「ぶふっ、ふ、ふへっ」なんてなりませんよ。
 表現方法とか自分なりのこだわりに照らし合わせたりだとか、自分の中にどういった感情が生じたかなど、けっこう普通に見たり読んだりしますよ。これって普通ですよね。

 さいごに、
〉少年の恋心を完膚無きまでにたたき壊す
 丁寧な感想だけでなく、魅力的なアイディアまで貰えるなんて、僕は幸せ者です。
 本当にありがとうございました。





〉高橋唯さん
〉はじまり、そもそもこれは「叶わぬ恋」であることが示唆されています。
〉中盤、思春期男子特有の気持ち悪さで恋心を募らせていく様子が描かれます。
〉終盤、でもやっぱりこの恋は叶わない、ということが、最悪な形で知らしめられます。櫛に絡まる毛の描写は性行為の暗喩と読みました。
〉ラスト、指先から離れ落ちていく毛は、これから奈央が次第に遠い存在になっていくことを暗示していると読みました。しかし、それでも隣人であるという関係性はしばらく変わらないという残酷さがかなしいです。

〉このようにひとりの少年の恋心を完膚無きまでにたたき壊すことで、読者にうすぐらい負の感情を想起させることが目的ではないかと考え、そのような意思を「悪意」と呼んだ次第です。

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