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〉 冒頭に関してシンプルにすると、
〉「午前五時。ようやく寝ついたところで、騒ぐ鳩に起こされた。携帯電話には真由からの着信はなく、失意の中で見上げた空には、ありもしないもやがかかって見えた。」
〉 という感じになるのかな。
〉 でもこれだと、感情の乖離というか、苛立ちつつも冷静であろうとする男の心理がいまいち描けていないように思うんですよ。
〉 一律してこういう取捨をおこなっていて、先達に挑戦していますので手は抜けなかったというのが言い分です。

うーん、私だったらこの話の内容だったら、冒頭はこう書きますね。
「鳥の鳴き声に起こされる格好になった。後輩の男とセックスしている女からは連絡がなかった。私はその女が好きだった。いらついた。いらついていると、いらついていること自体が彼氏彼女らに負けたことになるんじゃないかという不安におそわれた。つとめて冷静になろうとした。しかしやっぱりいらついた。腹いせに動物を虐待してやることにした。朝だった。」

なんか書いていて思ったんですけど、書く側の生理としても、高橋さんと私の感覚は違うんだなあと思いました。たとえば「眠気覚めやらぬまま」なんて情報は、地の文で説明してやったほうが早いと思うところとか。


〉 意味わからんという指摘について、
〉・卵の文様(そんな卵を見たことがありません)
気にしてなかったです。

〉・「鳩+卵」と「狸−生皮」からの「天秤」という流れ(あくまで僕個人の感覚です)
「鳩+卵」は、輪ってタイトルと関係してるのかな。狸である必然性は感じなかったですけど、深く考えていませんでした。天秤は、自分の中のバランスをとっているのかなあと。

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