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本文: 〉まだこれから裏短編の投票があるかもしれず、ふりかえるには少し早いですが、とりあえず今のところまででの投稿作品についての反省とお礼です。 〉まずは、ご意見をくださった皆さん、ありがとうございます。 〉 〉私の書くもののほとんどは、書くことについて書いたメタフィクションの側面があるのですが、今回のは、多くのご指摘があった通り、言葉、表現がまったく良くなかったですね。小説を小説にする前の段階で考えていることの「そのまま」でした。それから、「虚体」、「虚血」、「絶対矛盾的自己同一」が良くなかったですね。全然それに見合ったことが書けていないので。 〉余計なこととは思いますが、一応、元になったアイディアと意図を説明したいと思います。 〉これは、いい年をした本好きの男子の物語です。 〉「僕」は自分の好きな本を真似て創作しようとしますが、それは複製の複製でしかなく、まったく惨めなものとなってしまいます。嫌になって他人の真似事は封印しようとしますが、元から個性がない「僕」は、最早、周囲から複製の複製の作者としてしか認識してもらえません。独自性を発揮しようにも、髪をピンクにするというような変なレトリックを弄する以外に手がなく、どんどん空虚になってしまいます。しかしそうしているうちに、そんなこととはまったく関係なく、現実的な障害(肝炎)にぶつかるのでした。 〉というお話のつもりでした。 〉ほぼ三浦さんの感想にあった通りで、ご批判も確かにその通りで、丁寧に読んでもらって感動しました。 〉私は他の作品をこんな真っ当に批評できそうもないので、頭が下がります。 〉解説してもらったものの後半の部分 〉 〉>「ゴーレム」に「浸食され」た「ゴーレムである僕」の中で、炎症が起きています。その炎症は、「ゴーレムである僕」の生命を脅かしかねない「オリジナル」の発芽なのかもしれません。 〉 〉は、私の意図したところを越えていますが、むしろそういうふうに書けばよかったようにも思います。
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