しばらく見ないうちに、掲示板の書き込みが増えていて、返信するタイミングを完全に逃してしまっているのですが……返信させてください。
〉八海宵一さんもすごく良いと思います。毎回の文体とか構成とかが大きく違っていて、普通どうしても似たような文章になりがちなのにどうしたらこれだけ毎回絵柄の違った文章を書けるのか…… すごいです。
Et.was様、お褒めいただき光栄です。
飽き性で、一つのことに集中できないだけの八海なのに、この温かいお言葉。寒い冬にこれ以上のご馳走はありません。この言葉を励みにこれからも頑張っていこうと思います。
と、いうわけでお返しにEt.was様の作品に感想を。
#2 思慮深い人
誰しも一度は想像を膨らませてしまう問いかけですよね。みんな好き勝手なことを想像して、好き勝手なことを言う。そこがまた楽しいんですが、この主人公の“オレ”の場合は、なんというか、生真面目というか、現実主義者というか、普通ではありえない(もしくはありえる?)重大事に真剣に向きあって、結局、答えを出せずに“オレって、ダメダメですよね?”と自虐的なオーラを出している。
なんて素直な人なんだ、と思いました。
ちなみに、素直な人は大好きです。
作品のなかの人にここまで、正直に心のうちを吐露させるのは、書き手にとって結構、勇気のいることだと八海は思っているので、すごいなぁ、と感心させられました。直球投げるのは、怖い。でも、それがものを書く本質であるとも思います。
突然、悩みだして、突然、考えるのを止めてしまう。それだけのことなのに、この作品の“オレ”には人間としての魅力があるから。すごい。
ちなみに、八海の場合なら、明日滅ぶといわれても、みんな懐疑的で誰一人、信じることなく普段通りの生活を送る、というような話になっていたでしょう。ああ、懐疑的な自分が嫌だ。
タイミングを逃したので、返答しづらかったのですが、でも、これだけは書き込んでおきたかったので。
では、失礼いたします。