仮掲示板

Re*3:スカイプ会議、きんさん、おひるねさん

題名 、、思いつきません、金武


♪~ヘテローぅお~ねばせてへ~ローふぉ~

「どう?トシちゃん」

「ねえな」トシちゃんはヤクルトに刺していた
小さなストローを口にくわえてピコピコ上下に
動かしている。

「なんて題名?」

「遅れてきた反抗期―秩序のない時代にドロッ
プキック―だって」

「ねえ」

トシちゃんになんか憧れているひでろうである。

「ひでちゃ~ん」

「なにママー」「おやつできたわ、あらトシち
ゃんいらっしゃい」

ひでちゃんは最近セブンスの音にこっている。
シャララ~ン、でママ~という感じである。オ
ーギュメントとかもやりだした。

反抗期、なにそれおいしいの?

ひでちゃんは最近、深谷陽二のインザロックと
いう本で勉強していた。

トシちゃんはゴミ捨て場で拾ったクラシックギ
ターに犬の鎖をストラップにして使っている。

ひでちゃんはなんとなく滑舌が悪く、甘えた感
じで「むア」と口ごもる。
トシちゃんは「タッ」とか「ダッ」とか勢いが
あるのだ。


「たにしにつけこむ
アコムは他人で
親子丼~ヘイ!!」

ガッとヤクルトの殻を投げて立ち上がり叫ぶ
トシちゃん。

「ヘイ!」

「ヘイ?」

「へヘイ!!」

「へヘイ」

「じゃあな」トシちゃんはガッと自転車にま
たがって出ていった。

夏が来る。ひでちゃんは髪でも短くしようか
と考えた。

「ひでちゃんごはんよ~」

「はーいマ…むァ…」

遠くでかすかにトシちゃんの歌声が聞こえて
いた。





おしまい

最近は、笑い飯、博多華丸大吉の漫才
が形としていい。
これはキンチョーの小説、夢不来(むしこなーず)の文章をベースに書きました。
面白い。プロすげえ。

俺のは笑い所がなかった。

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