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読むより書くほうが楽に決まってるんだから、感想が出てこないのは当然なんじゃなかろうか。
あと、レベルが近い同士じゃないと話も白熱しないだろう。


桜謡
悪くないけど、いい話というのは振り幅が狭いのでさっさと卒業してしまいましょう。

余計な地蔵
同じことを思いつく人はたくさんいるわけで、それをどのように書くのかということに意識が行くようにならないといつまでたっても小説にならないよ。

僕は君で君は僕。
夏休み中に一冊でも多く小説を読みなさい。ライトノベルでもいいけどそればっかりはやめて、できれば多ジャンルに。

黒海
塩分濃度が高いのは死海でしょ。小説投稿サイトなんだから小説を投稿しましょうよ。

矛盾・ジ・アンサー
説明しないところは偉い。でも面白くない。読者を感心させる解答を用意するか、描写で楽しませるか、どちらかが必要。

手向け
悪くない。このまま書き続けて読み続けて感覚を鍛えていってください。

The man on fire
「男は哀しさと寂しさを感じていた」と書いたのでは、自分が表現したいものとは違うんだというその感覚は間違ってません。

故郷
語り手に心情を語らせるなら、語りかけている相手をもっと意識する必要があります。相手の感触だとか匂いだとか雰囲気のように、目に見えない情報を意識することが特に重要です。自分がそれを理解してさえいれば、本文に書き出す必要は必ずしもないですよ。

三角地帯
語り手はおそらく光や清潔なものへの嫌悪感があり、隠されたもの捨てられたものへの親近感がある。進行していくものに嘘を感じているが、その感じを払拭する手立てを知らない。

小さな駅のロータリー
自分が知らない世界は、自分には容易にわからない論理で動いている。
いい目をしている。


冒頭の説明はこの出来事の後に付け足されたものだろう。語り手は過ぎ去った出来事を語っているのであり、二の腕を露出している若い女から弁当を買ったというのが本当のところで、ここに現れる女は存在しない嘘の女であるかもしれない。

子供たち
のほほんとした定型文が生み出す終末感がいい。

森を飼う
観察が足らない。『小さな駅のロータリー』を参考にしましょう。

爛夜花
女から逃げて、空を飛ぶことも向き合うことも出来ずに女に逃げる。

俳句の季語
句もエピソードも展開することなく季語の解説に蹂躙されていく。

愛の夢
『小さな駅のロータリー』で使用した意味で目が悪い。
そして、言葉にはそれぞれ可動域が設定されているのに、それを察知する感覚が育っていないようだ。

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