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こんばんは。

〉 よくわかると、同時に、最後まで読めるような小説をお願いします。

「よくわかる小説=最後まで読める小説」ではないわけですね。私も同感です。
しかし、「よくわかり、且つ、最後まで読める小説」というのは、今の私には手に負えないような気がします。
努力目標、ということで…。

〉努力しなければ読めない小説は、読みません。

私は小説を読むのが苦手なので、努力しなければ読めない小説は読まない、と決めてしまうと、原書・翻訳物をふくむ古今東西ほとんどすべての小説が「そうと決めたので読めない」ということになってしまうのですが(そして、私は小説を読むのが好きなほうなので、そうなると困ってしまうのですが)、おひるねXさんは、「短編」の作品に対してだけでなく、普段の読書でもそれを実践なさっているのでしょうか?

〉 最後まで読んでいただけたようで、大変嬉しいです。楽しんでいただけましたでしょうか?

告白しますと、かなり苦痛でした。
私が小説の目利きで、一読、味噌と糞の区別がつけられるのであればどれほどいいだろうと思うのですが、そうではないので、一読、まずは「味噌だとは思うが糞かもしれないもの」「糞だとは思うが味噌かもしれないもの」というように判断を保留しておいて、それから時間をかけて検討することになります。
「電子心霊課」は、「糞だとは思うが味噌かもしれないもの」として検討をはじめまして、その結果が、あの「読み」です。そして、私の最終判断は、「たぶん糞」でした(ちなみに、同じように検討した、わらさんの「岩感」は、「もやもやは残るけれど、味噌」です)。
わらさんが私の「猫」を読んで「不快だった」と感想を述べていらっしゃるように、自分が「糞だ」と判断したものを、それにもかかわらず読み通すのは、かなりの苦痛を伴いました。

〉 たった五年先に、機械の意思というものが存在すると、思いますか?

私は門外漢なので、ちょっと答えられませんし、その前に「機械の意思」とは何だ、というところで躓いてしまいます。
仮に、フレーム問題を解消したロボットが開発できたとして、それは意思を持っている機械といえるのかいえないのか、とか。
スタニスワフ・レムの小説にも、そのような問題をあつかった話がたしかありましたよね。

〉わたしは、ひょっとすると、法律が人間をしばるように、

〉 機械・ソフトウエアが、拒否する人間を強制する、可能性があるとうれいております。

〉 憂いとは、人間として、まあ、にんげんの決めたルールにせよ、機械の判定、発動で、人間が拘束・最悪、殺されるかもしれない。
〉 と、想像しております。

竹宮惠子「地球へ…」ですね!!!!

〉 法律だといえば、有りそうな話ですが、……心霊機械と、いうと、ちょっとおもしろいのではないでしょうか?

心霊機械、という名称がおもしろい、ということでしょうか?

〉 と、思ったのですが、小説よりこの文を書くのがおもしろいのは、いささか、無念な気がして書いております。

小説を書くのは骨の折れることでしょうから、こうしたやりとりの文章を書くほうがおもしろいと感じるのは、それほど特別なことではないと思いますよ。

〉 感想ありがとうございます。 早々、

こちらこそ、返答ありがとうございました。

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