〉「いたぶる」という箇所は書かずにいられないところ
これはちょっと言葉を省きすぎましたね。
僕も初めに大まかなテーマを決めて、いつもなら使えそうなネタをあてがったりするんですが、今回は人物がある程度きまっていたので、どうやってテーマに沿った絡み方をさせようかと考えたんですよ。
そうなると傷ついて再生するのは恵梨ですし、残りの二人は必然的に加害者になりますね。
いくつか設定を足して恵梨を攻撃するのが当然の状況にしたり、そこから立ち直らせたり、また落としたりしようと考えたので、結局「いたぶる」ことになると思いました。
〉盗むなどという物騒な表現
〉誤読するかもしれません
「ある晴れた〜」でも感じたことなんですが、誤読ってなんでしょうね。
書いて出した以上、作者には著作権くらいしかないというのが持論ですが、今回このような形になって改めて、書いた側の意図なんて小さなことだと思いました。
1002さんの解釈や新たな展開案は、僕には絶対想像できないものなので、まず何も考えずに盗んで、いつか自分のものにできたらいいなと思っています。
要するに、アイディアはありがたく頂いちゃいます。
〉ただ、「これを書きたい」〜効果的になると思うんですよ。
この部分、常日頃から考えていることなので突き刺さりました。
覚悟はできていますし、もちろん選ばれたい気持ちはありますが、なんの配慮もないものを「短編」に晒すのは違うと思うんですよ。
なるべくなら緊張を強いることなく、かつ書きたいものをと考えてはいますが、浮かぶのはひどい話ばかりなので、当たってしまわない距離を模索しているところなんです。
そんな感じでしたので、
〉私の理解した範囲では、〜ラストがすっきりしないまま終るかもしれない。
の的確さに驚きました。
今回の長編化に当たって僕の考えたプランは、
「テーマを考える → キャラクターを設定する → テーマとキャラクターに合わせて、話のはじまり〜だいたいの終わりを決める → キャラクターが生きるような(結末に向けてある程度の志向を持った)イベントを配置する」
というもので、はっきりとした結末を決めていませんでした。まあ思いつかなかったんですが。
〉「残虐性」
残虐でしょうか。
自分では、怖いから理解したいというのが動機の一つと理解していますが、まったく同じ質問を知人にぶつけてみたところ、「だいたいの人はダメージから立ち上がれないけど、きみは大丈夫だからじゃないかな」だそうです。
好きなことに理由なんかないというお決まりのアレなのかもしれませんね。
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長編投稿に当たっての書き方を、ということなので、僕が考えた内容は大まかにこんな感じでした……、という旨の文章を書いていたのですが、ちょっと余りにも凄惨な感じになってしまったので、「この掲示板に」書いていいものか迷います。
ところで、僕の考えた伊藤の設定が1002さんとかなり被っていてビビりました。
いまのところ原稿用紙150枚を目安にしていますが、長編ってそのくらいですよね。