仮掲示板

Re*2:素通りしてもかまいませんから。

 池田さん、こんにちは。
 色々、解釈の違いとかあってもこの場が賑わうことは良いことですね。
 正直、書いた本人もこの作品はこう読むべきだと言えるものがないのであります。私はプロットを作ることが苦手というか、最初に段取りのようなものを作らない質で、例えば、インスピレーションとかそのときの感情などを短い文で書き溜めて、それに肉付け(最低限の設定やつじつま)をする方法で作品を書くことが多いのです。そういった方法だとある部分とある部分の前後関係を考えたりするとき、おかしいなと言えることも多々ありまして、今回の作品で言うと、最初の三羽の小鳥の数と三人の会話の人数とはリンクしていないのでありまして、結果的にどちらも三という数で書かれていただけであって、読み返したときそこにある種の関連した意味が「勝手に」読み取れるだけであります。
 ある程度、読者に分かる手がかり(伏線など)は必要だと常々感じてはいます。今回もある程度噛み砕いた部分を作ったつもりではあったのですが、やはり、読みづらい、分かりにくい、というのはまっとうな意見であると思います。ただ、分かりやすくしてしまうと、それはそれで普通であるとか、どこかで読んだ……、という作品にもなりかねないので考えどころではあります。
 わたしの好きな作品のひとつに、第151期の「無題(作者:かずや)」があります。その後投稿がないので残念に思っているのですが、わたしの好きな作品のひとつであります。わたしの求めているものはこのような作品でありますが、分かりますかね。

運営: 短編 / 連絡先: webmaster@tanpen.jp