タンソさんはじめまして、qbcです。
タンソさんのおっしゃられる、
>テーマを読み手により的確に伝える要素として「オチ」「スピード」「意外性」をあげました。
という部分にはとても納得します。
ところで、よく私は書く上で悩むのですが、
プロの書いた1000字小説というのを、
あまり読んだことがありません。
そもそも作品数じたいが少ないとは
思うのですが。
今後の参考と、興味のために、
プロの書いた1000字小説をタンソさんが
ご存知であれば、たいへんお手数を
おかけしますが、お教え願えないでしょうか?
発言の趣旨と関係の薄いご質問で、
申し訳ありません。
〉ところで、よく私は書く上で悩むのですが、
〉プロの書いた1000字小説というのを、
〉あまり読んだことがありません。
〉そもそも作品数じたいが少ないとは
〉思うのですが。
〉
〉今後の参考と、興味のために、
〉プロの書いた1000字小説をタンソさんが
〉ご存知であれば、たいへんお手数を
〉おかけしますが、お教え願えないでしょうか?
プロ作品でもなく、千字でもなく、そもそも小説でもないのですが、詩投稿サイト『文学極道』が、あるいはご参考になるかもしれないと思い、報告します次第です。
詩と小説は異なるものですが、中には物語のような作品もあるように見受けられました。分量としては、文字数を数えてはいませんが、感覚として千字程度かそれ以上のものが多いように思いました。
このサイトの最も恐ろしいところは、「批判上等!」の風土です。私の実力をはるかに超えているためそのレベルを見極めることはできないのですが、恐らく『短編』に投稿されている作品のうちの相当数は歯牙にもかけられないかと思われます。
題名どおり、三度程度サイトを流し読みしただけでしかないくせに発言してしまう、そんな黒田皐月でした。
黒田さん
早速の返信、ありがとうございます。
私もざっくりと読ませていただきました。
しかしながら、黒田さんのおっしゃるとおり、
サイトにも「詩を発表する場」とありますし、
私が求めているものとは違うように感じました。
「プロの書いた1000字小説」を
教えていただけるとありがたいです。
〉〉ところで、よく私は書く上で悩むのですが、
〉〉プロの書いた1000字小説というのを、
〉〉あまり読んだことがありません。
〉〉そもそも作品数じたいが少ないとは
〉〉思うのですが。
〉〉
〉〉今後の参考と、興味のために、
〉〉プロの書いた1000字小説をタンソさんが
〉〉ご存知であれば、たいへんお手数を
〉〉おかけしますが、お教え願えないでしょうか?
〉
〉プロ作品でもなく、千字でもなく、そもそも小説でもないのですが、詩投稿サイト『文学極道』が、あるいはご参考になるかもしれないと思い、報告します次第です。
〉詩と小説は異なるものですが、中には物語のような作品もあるように見受けられました。分量としては、文字数を数えてはいませんが、感覚として千字程度かそれ以上のものが多いように思いました。
〉このサイトの最も恐ろしいところは、「批判上等!」の風土です。私の実力をはるかに超えているためそのレベルを見極めることはできないのですが、恐らく『短編』に投稿されている作品のうちの相当数は歯牙にもかけられないかと思われます。
〉
〉題名どおり、三度程度サイトを流し読みしただけでしかないくせに発言してしまう、そんな黒田皐月でした。
qbc様、フレドリック・ブラウンの「ノック」(『宇宙をぼくの手の上に』『さあ、気ちがいになりなさい』所収)などはいかがでしょう。たったの二文です。原本が手元にあれば、全部書いて紹介も出来るのですが、残念ながらないのです。ちなみに、これは星新一の「ノックの音が」(新潮文庫)のあとがきにも載っています。
ご返答ありがとうございます。
読んだことがありませんでしたので、
早速アマゾンで『さあ、気ちがいになりなさい』を
注文いたしました。
タンソさんのご推薦を読むのが楽しみです。
ところで、タンソさんは、
> ただの文章の羅列
とおっしゃいました。
私は、小説は「ただの文章の羅列」に
過ぎないと考えています。
結局、「ただの文章の羅列」に
読者が反応するかしないかでしか
ないと考えています。
そしてタンソさんの「なし」票という
「ただの文章の羅列」に対して、
いくつか返信がつきました。
これは、タンソさんの文章を読まれた方の
> 心の中でスイッチが押され
たからではないでしょうか?
一連のやりとりの中に、
> 「オチ」「スピード」「意外性」
はあったでしょうか、そして
> 主観つまりテーマ
はあったでしょうか。
私はあったと思います。
すべての要素を満たしていた
わけではないのでしょうが、
短編というサイトに参加している
方々の心理の文脈に対して、
タンソさんの発言は感ずるところの
ある意見を放ったということだと
読みます。
タンソさんは、「鍛錬投稿室」
というサイトをお挙げになりましたが、
そちらに愛着がおありではありませんか?
やはり「短編」に参加する方も、
「短編」に愛着があるのだと私は
思っています。
このあたりの一連を小説と名づけて
「ただの文章の羅列」を書けば、
面白いものになるのではないのかなと
考えます。
〉 qbc様、フレドリック・ブラウンの「ノック」(『宇宙をぼくの手の上に』『さあ、気ちがいになりなさい』所収)などはいかがでしょう。たったの二文です。原本が手元にあれば、全部書いて紹介も出来るのですが、残念ながらないのです。ちなみに、これは星新一の「ノックの音が」(新潮文庫)のあとがきにも載っています。
みなさま、1000字小説を
教えてくださいとの私の願いに
お答えいただき、誠にありがとうございます。
「掌の小説」川端康成
「夢で会いましょう」村上春樹と糸井重里
「SUDDEN FICTION」外国作家の人たち
「夢十夜」夏目漱石
「めくらやなぎと眠る女」村上春樹
「テレビピープル」村上春樹
「よるのくもざる」村上春樹
「ノック」フレドリック・ブラウン
星新一の短編集
以上の作品、読んでみたいと思います。
特に「掌の小説」は読もう読もうと思って
いたので、良い機会になりそうです。
ちなみにタンソさんにお薦めいただきました
「ノック」ですが、早速読まさせていただきました。
ご紹介では「2文」とのことでしたが、
実際は「2文」を中心にした短編でした。
しかしこの作品を読むことで、タンソさんが
おっしゃられていた「オチ」や「スピード」
の重要性に関するお話がよく理解できたように
思います。
鮮やかに裏切られる「オチ」はやっぱり
面白いものでした。これは、短いからこそ
の利点かもしれません。
ただ、私は、1000字きっかりの小説をできれば
読みたいと思っていたので、そういう意味では
やはり1000字形式そのものの参考になる作品は
これから作っていかなくてはならないのだなと
認識を新たにしました。
私からも、1000字ではないが、
短い文章の作品ならば知っているものが
ありますので、紹介させていただきます。
「カフカ寓話集」カフカ
「博物誌」ルナール
「悪魔の辞典」ビアス
「しゅじゅの言葉」芥川龍之介
「超短編アンソロジー」本間祐