毎日暑いですね。この掲示板も暑さのためかお盆の所為なのか皆さん飽きてしまったのか一時ほどの活気がなくなっているようですが。
ようやく時間がとれたのでご質問にお答えいたします。ただ、こういう質問はホントに悩むんです。何せ私は出された作品を受け入れるしかない「読み手」であって読者を想定している「書き手」ではないのですから。
〉読者をお客と位置付けた場合、市場調査をするのがもっとも近道だと思うのですが、それは難しいので、チキンさんご自身は、短編を訪れる「一般的な読者」というのはどういったタイプの人たちを想定していますか?
「短編」の読者として想定できるのは
1.「書き手」兼「読み手」として参加しておられる方達
2.「読み手」として参加しておられる方達
3.一見さん
(1)これから「書き手」として参加されようとしていらっしゃる方達
(2)単に面白い「ハナシ」を読みたい。と思って訪れた方達
あたりではないでしょうか?
ご質問の「一般的な読者」というのは想定3-(2)の方々だと思います。
で、彼ら(彼女ら)がどのような人たちかというと、サイトへの参加欲は低く、面白い作品があればそれでヨシ。面白くないならばなんの未練も残さず去っていく。そんな人たちだと思います。
そんな人たちの趣味嗜好については、ハッキリ言ってわかりません。その辺が判るなら今頃ベストセラーでも書いてます。いや、書けませんが(笑)持ち込み企画に参加するぐらいはしているでしょう。
ただ、その指標として参考になるのは、ありきたりですが、リアルでの人間関係、家族、友人、同僚や同級生といったあたりではないでしょうか?
何度も書きますが「短編」は現状では「書き手」の力が強い(この表現も最近語弊が出てきたので)、言い換えれば、想定1の方々の票が最も多いので、「一般的な読者」を相手にした投稿サイトではなく、いわゆる同人誌的なサイトになっていると考えています。
〉またその経路がどういったものだと思いますか?
このサイトに訪れる経路については私に訊かれるより管理人である北村さんにお聞きになられたた方がよろしいのでは?
私はこの点についてはあまり深く考えていません。どのような経緯でココにたどり着いてもさほど変わらないと思っていますので。
こんなんでよろしいですか?
大幅に間が開いてしまいました。すみません。
今更何だか文字通り間が抜けているような気がしますが、とりあえず私の質問の意図だけ。
一般の読者について
チキンさんのおっしゃる想定3-(2)の人たちの存在を、私はどうも信じられません。読書に興味があって面白い作品を探しに、ネット上をさまよっているというのがにわかに想像できないのです。何か読みたかったら本屋にいくか、アマゾンをチェックすると思うのです。また、読書に興味のない、友人知人家族等に読ませる必要があるのかということに対しても私は懐疑的です。興味のない人に読ませてもあまり実がないように思うのです。それよりも、やはり読んだり書いたりするのが好きな人に、私は関わりたいと思っています。そしてそれが好きな人が集まっているのが、「短編」だと思うのです。
短編に到達する人たちは、まず「書きたい」人だと思っています。そして参加しているのは「実際に書いている」人がほとんどでしょう。何らかの感想や反応を欲しいと思っている、第三者が読んでどう思っているか知りたい人でしょう。だから参加者のほとんどは残念ながら、自分の作品を投げっぱなしです。コンテストサイトなので実際は困るんですけどね、そういうのは。
書き手主体になるのは、それほど悪いことだとは思えません。
書き手の多くは読み手です。より面白い作品を求めているし、それを書こうとしていると思います。そして多くの作品にふれているので、何が面白いかを敏感に嗅ぎ取る力はあると思います。短編では初参加の人がいきなり優勝するケースが少なくないので、面白いものを求める姿勢はそれほど閉鎖的でもなく、逆にとても貪欲ですね。
で、まあ結局何かというと
・タンソさんとの意見の違いは、タンソさんがどういう作品をもって
「オチ」「スピード」「創造性」があてはまるというのかが最後までわからなかったので
結局話はどん詰まりになってしまった。
・チキンさんとは「短編」の多くの参加者と趣向があわない。しかしいわゆる「一般的な」作品がチキンさんが高評価する作品であるかどうか判断つかない。
に収縮するのではないかと考えました。
また投票者を増やすには、投稿者がまず投票すべきだと思いますし、投票が多くなれば、投稿する人が増えますし、そういうサイクルで増えていくのではないかと思っています。
読書にあまり興味のない人で、偶然1000字小説の投稿サイトを発見し、それを読むというのはあまりにも少ない確率であるように思われます。
それから短編は1000字に限っているので、1000字に飽きたらここには戻らないのが当然で、参加者が定着していないようにタンソさんは感じていたようですが
別に定着しないで、もっと長いのを書くようになってそれが何らかの賞をとってという流れになるのならそれはそれでいいのではないかと思っています。
何が一般かと考えるのはすごく難しい事ですね。
私は(ここでこんなことはあまり言いたくはないですが)ラルクアンシエルを若い頃から偏愛しているのですが、相当昔から(12年位前から)好きなので、ラルクアンシエルが一般的かと言われたら、いや全然一般的でないと言います。しかしながら彼らはこの10年で一般に浸透しました。知らない人は少なくなりました。世間とはそういうものなのではないかなと思っています。
いささか散文過ぎましたが、今回の掲示板での話は以上のように受け止めました。
経路についてはアクセス解析上の結果ではなく、何か面白い作品が読みたいと言う人が短編にたどり着くのに、例えば「短編」と検索するのだろうか?と疑問に感じたからです。
長月さん、ありがとうございます。
ただ、今現在仕事が本気で忙しくて読むことはできるのですが、書いている暇がありません。些末なことは後日に改めますので今は一言だけ(と思ったのだけど・・・)
〉で、まあ結局何かというと
(中略)
〉・チキンさんとは「短編」の多くの参加者と趣向があわない。しかしいわゆる「一般的な」作品がチキンさんが高評価する作品であるかどうか判断つかない。
〉に収縮するのではないかと考えました。
えーとですね、私の場合、趣向が合わない作品が多いことはとうの昔から承知している事実でして、今更そこに収斂されても困るんです(苦笑)
また、私は「一般的な」作品を高評価します。と書いたことはありませんし、私が「一般的な」読者だと主張したこともありません。この辺は勘違いをされている方が多いですよね。私自身「一般的な」作品が好みかというとそうでもないと思います。私が主張したのは(言い方は変わっても)もう少し「一般的な」読者を想定して書いてみたらどうでしょうか?(※1)という提言です。(※2)
「一般的な」読者の定義とか、その他は次回持ち越しでもう少し時間をください。
※1 「短編」風に書くならば、「読み」の浅い人も「読み」の深い人もともに楽しめるような作品ということです。タンソさんがいらした頃は「万人受け」と書いていましたが、要は「読者を選ばない」作品ってことですね。
※2 私には書けません。と宣言した方が一名(お名前を失念して今探してみましたが見つかりませんでした。次回までに探します)、読者を選んじゃダメですよね。と書かれた方が一名(佐々原海さん)いらっしゃいますが、その他の方達は明確な意思表示をされていません。保留なんでしょうかね。
お疲れ様です。
お仕事、お忙しいようで、お体には十分気をつけてがんばってください。
私の方の忙しさは一段落しまして、胸をなでおろしているところです。
暇すぎるのもよくないですが、忙しすぎるというのもよくない。過ぎたるは何たらですね。
さてさて、やはり、私にはいまひとつわかりかねるのは
「一般」ですね。この辺を次回詳しくお願いします。
例えばチキンさんが「自分は一般的な読者」であったとしたら話は早いのです。「一般的な読者である自分から見て、こういう作品が良い、悪い」となれば分かりやすい。しかしながらチキンさんは一般的な読者ではない。
となると、チキンさんが好む作品は「読者を選ばない」作品ではない確率が高い。何だかよくわかりませんね。
この「読者を選ばない作品」というのがそもそもよくわかりません。
そういう作品がこの世にあるかどうかもわかりません。
佐々原さんは「作品の意図が正しく伝わって欲しい」と考えて書かれるけれど、皆がそれを目指して書く必要があるのかがわからないし、また読者として「作品の意図を正しく読み取りたい」と、皆が皆思っているとも考えにくい。
読書は娯楽だと思っているので、それぞれが楽しめればいいと思うし
そんなにも短編の作品達は、読者を選びますかね。
普通に読めると思うんですが…