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佐々原海さん、こんにちは。
ご感想の最後の問いかけが一番言いたい部分だったのかなという印象を受けたので、僕こと好きな出版社は講談社のハンニャが考えてみました。

〉 ハンニャ様、ロチェスター様の感想を読んで、思ったことは、
〉 今回の作品に黒が似合うように見えたのだろうか、ということ。
〉 今作品は色で言えば「黒(灰色)→白(青色)」というように変化することで、物語が終わります。
〉 明るい気持ちで読み終わることが狙いです。

あ、ほんとだ。ちゃんとそういう構成になってると思います。

〉 そこを黒になるように修正したら、
〉 非常にスッキリと終わらない作品になってしまうような気がしてならないのですが。
〉 お2人はそこのところ、どう思いますでしょうか?

僕が感想を書いたとき、主人公と死神の人間関係が成立している不思議さが面白味だと思いました。死神の心情も関係していると思いますが、死神だから立場上、医者のことをはっきり好きだと言えない、というシステムがポイントだと思いました。なので、もしもこの物語構成のままこどもが死んだとすると、実は死神の葛藤がはっきり見えるようになったのではないかと、この死神は過去にもこんなことがあったのでは……? と想像したりとかできたのではと、好きな教科は理科社会の僕は思ったのです。
あと、なぜこの構成に僕は心を打たれなかったか、考えてみたんですが、最後に白(青)になった、ということを表現するための演出が、僕は小説家としての技を感じなかったからです。空の色で現そうとするのは良いと思うんですが、”嬉しそうに”と書いてしまうのはイエローカードだと思います、たぶん。もっと間接的に表現するのがプロっぽいんじゃないでしょうか。手術が終わった後、空について書かれてないし、それはどっちでも良いのかもしれませんが、もっと照れ隠し、照れ隠しの連打連打でまわりくどくわかりやすくこっちに伝わるようにしてほしかったと、死ぬ前に一度言われてみたい言葉は『この手があったのか』である僕は思いました。
なんか話がずれました。以上、書きたいテーマはわかるけど、最後がビシっと伝わってこないので構成に目がいかない、という意見です。素人が細かいこと言ってもしょうがないとは思うので、あんまり気にしないでください。次回も対決しましょう。

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