こんにちは、今期も参加しようと思ったら締切がすぎてた壱倉です。
ええっと、なんだか水を差すようなんですが、ひとつお願いしたいことがありまして。
まず、これは笹帽子さんをはじめとする、調査をしてくださった方に対しての反対意見などでは決してなく、むしろ短編というサイトにとって素晴らしい活動であるなあと心から思っています、ということを明記しておきます。
それを踏まえまして、いったい何がいいたいのかと言いますと、つまるところ、これからもぜひ「慎重な」調査や報告を継続してお願いしたい、ということを言いたいのです。
というのも、僕は「コピペ」にももちろん大変憤りを感じるのですが、それよりもむしろ「無実の罪」に対する恐れのほうが遥かに勝っている人間でして。
じっさい、このような指摘が的を得ていた場合、コピペ当事者は「やばい、ばれた、すたこら」で済みますけれども、これが無実の罪だった場合、ことはこのように簡単には済みません。そういう意味で、記事1055の山崎さんの発言は非常に賢明であり、また至極当然のレスポンスであるように思えるのです。
たった今、アンデッドさんの書き込みがありましたが、僕が恐れていたのはつまりこういうことです。アンデッドさんは大人だなあ、と感心してしまいました。たぶん僕ならひきこもって二度と出てきません。山崎さんと同様、匿名で自作(ちなみに短編の作品)を他所で評価してもらった経験のある身としては。
ただし再度申し上げておきますが、僕は決してコピペを擁護しているわけでもなく、それを調査してくださっている方々に対してもある種の敬意を持っています。ただ、このようなことが事実として出てきてしまった以上、公表する際には、ぜひ慎重にお願いしたいと思うのです。
指摘の方が正しいのか、指摘された者の反論が正しいのか、という議論はひとまず面倒くさすぎるというか僕一人ではできないので置いておきます。ただひとついえることは、このようなことが事実であろうと無実の罪であろうと、それは公表した時点でこのコンテストの場において確かに影響を与え、それは非常にネガティブな影響であるということを最後に述べておきます。
そういう「無実の罪」が出てからは遅いので(というか出たんですが)、あくまでこれからの方向性としてお願いしたく思い、投稿させていただきました。重ね重ね言いますがこれは調査と公表を否定しているわけでは決してありません。じじつ僕も「これはクサイぞ」と思った作品につきましては、独自に調査をしていきたいと思っています、というかしているところです。