記事削除: パスワードの入力

削除する記事の内容


〉〉 とすると時系列が平坦な方が最初の段落はすっきりするのか?等、新しい疑問が湧きますね。
〉これはどういう意味ですか?

 最初の段落は、結局助かって布団の中にいる状態から冒頭の説明をしているので、これを布団の中から振り返るという方法を用いずに、時系列ごと、

 昔見た風景を探しに島へ行く→いろいろとがんばる→死にかける

 という文章の流れがいいのではないかと思ったからです。

〉〉 タイトルが「島」ですから、ただの読者としては「島」を特別に注視し、どんな島なのか、主人公は何をしようとしているのかという点に注目するのは当然かと思います。島が人生の隠喩だから、それよりもそこに起きる事象から小説の本質を読み取るべきと、匿名12さんはおっしゃっているのでしょうか。読み手としては、数ある多くの島を特別に考えるというよりはむしろ、この小説に出てきた「この島」を、特別に思うわけです。「広い意味で隠喩としての島」ではなく、「この島」を「人生」の隠喩、すなわち特別、と捉えて読みました。この辺が、匿名12さんの読み方とすれ違っているなと思う点でした。

〉おそらく、
〉A)「島」は人生の隠喩なのだから読者にとって特別でなければならない(あなたの読み方
〉B)「島」は人生の隠喩なのだから読者にとってありふれたものでなければならない(私の読み方
〉で、人生の隠喩なのだから、という前提までは一致しているというところでしょうか。
〉私は、あまり「島」を強調しすぎる=個性を出しすぎると、作者自身の人生が強調される結果になってしまい、読者がはいりこみにくくなるのではないのかなと感じました。私にとって島は「いわゆる一般的な人生」の暗喩であって、「作者固有の人生」の暗喩ではない。
〉///極端に言うと私小説っぽくされたらつまらないということだと思います。


 「短編」において、るるるぶさんや三浦さんの文章に魅力を感じる当方としては、個性的な個人的な感覚を求めるきらいがあるかもしれません。
 いずれにしても人生を隠喩することに作品のテーマを選んだと思われる今期の作品を読んで、それは井戸でもいいし壁でもいいし、地下でもいいわけです。それをあえて作者が島を選んだと読んだので、そこを覗き見る側としては特別に思うというわけです。要は、楽しみ方の違いがあるのかもしれません。もしくは作品に幅がありすぎる。作者の立ち居地がぶれすぎている。


 写真については少し、ロマンチックすぎでしょうか。

運営: 短編 / 連絡先: webmaster@tanpen.jp