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続きです。

12 とあるひととき。 ちぃ
吸血鬼としてのとあるなんでもないひとときを、素直に描いたのでしょう。それ以上特に言うことは見つかりません。

13 あー休日は寝たいけど寝たらすぐ終わるしさようなら。 Revin
こういう砕けすぎた口語体っていまどきの流行りなんでしょうか。俗っぽさと芸術性はもしかしたら紙一重かもしれませんが、その紙一重は越えられなかった。

14 ドミノ 浦上やず
結局ぜんぜんドミノになってない。じゃあこのタイトルと冒頭はいったい何なのか。

15 白山羊 はるひ
オチはなるほどと思いますが、それなら手漕ぎボートはどうしたっておかしい。オチの転回によってそれまでの文章に新たな光が当てられるべきなのに、疑問点を生じさせてしまうのはよろしくありません。

16 家庭教師 qbc
よくできた妄想だと思います。この声優もキャラクターも知りませんが、ちょっと引き込まれそうになるところはあります。
気になったのは「いまやってるタイトル」で同じシリーズのタイトルをつらつら並べるところ。文章効果を狙ってのものとは思いますが、同じシリーズを同時進行なんてやるもんでしょうか。

17 存在のゆらめき 宇加谷 研一郎
「刺激はないけどなんか感じのいい」小説が、最後に台無しになってしまった。正直いって興ざめでした。ショージ君のくだりなんて面白かったのになあ。
そして千字小説の登場人物は本に帰るのだろうか。まあ無いことも無いだろうけど、ハードディスクに帰るほうがしっくりきます。

18 イマジナシオン 崎村
夏が来るまでこたつ布団を出してるなんてなかろう、と思いますが、彼への未練で片づけられなかった、というのが優しい解釈でしょうか。

19 声に出して、ネバーランド fengshuang
最後のセリフ、「やっぱりまだ子どもかなと感じた」ということは本当に知らずに聞いたのだと思いますが、それにしては語り口が客観的すぎるように感じました。地の文にもちょっとぐらい子供っぽさがほしかったです。

20 九龍 sasami
主人公の過去や性質や周辺をつらつらと説明していた文章が、最後にとつぜん現在の出来事を記す文章に変わってしまうのは違和感があります。
ただ、それを差し引いてもこの作品には十分な魅力があります。テンポがよくて、読んでいて心地いい。ひとつひとつのエピソードも楽しくて、あちこちに光る文章がある。まさか関係なかろうとは思いますが、るるるぶさんを連想させるものがありました。

21 嚥下 森 綾乃
なぜ嚥下したのか。そのヒントがどこにもない。だから唐突な印象ばかりが残りました。愛憎入り交じる複雑な感情だというのは分かりますが、嚥下に説得力がありません。

22 ホーム 川島ケイ
自作です。

23 箪笥角 三浦
せめてテンポがよければ、もうちょっとは楽しめたかもしれません。

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