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感想ありがとうございます。

〉「八重のクチナシ」
〉 わたなべ氏は感情を描く作家だと思う。氏の作品が好きになるかどうかは、描かれた感情が自分が好きなものかどうかで決まってしまうような気がする。

言われてみれば、感情を追ってるのかもしれない、と思いました。感情というか、思考というか。共感してもらえるかどうかが勝負、というのは、確かにそうだと思います。むしろ、共感させられるかどうかが勝負…本来ならそんな考えは持たないけれどこれはなんか納得させられた、というのが書けるか否か、ですね。
ある漫画家が、「自分は犬が好きだけど、犬が嫌いな人にも、犬の死を悲しんでもらえるような漫画が描きたい」って言ってました。


〉 実をつけるはずのないクチナシに実がついたのは愛情によると言った場合と執念によると言った場合では、その真偽の程は措いて、見え方がまるで変わってくる。言葉ひとつでそのようなことが起こることを、この作品から教えてもらった。

ありがとうございます。とても嬉しいです。
ただ、言葉が先ではなく、ものごとをどう取るか、というのがまずあって、それが言葉(単語)になるわけで、つまり「物は考え様(よう)」という話なのかもしれません。もちろん、それを言葉にする(小説にする)ことで、気付かされた、ということでしたら、おっしゃるとおりです。
ああでも、考えるというのは言語化だろうから、「物は考え様」というのと、「言葉ひとつで見え方が変わる」というのは、同じこと…なのかな。気持ちが先か、言葉が先か…。

いえ、あの、単語だけ、ひねくり回してるように読めたなら、まだ書きようが未熟だな、と思っただけです。
いただいた感想に不満があるわけじゃありません。むしろとても喜んでます。ごちゃごちゃ言ってすみません。

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