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 まず、第59回作品、お疲れ様でした。
 そして、わたくしのような拙い作品に投票してくださってありがとうございます。
 また、作品に対して意見を下さった方々にも深く感謝申し上げます。

 第60回を全て一読した感想です。
 全作品ではありませんが。

●全体的な感想
 何人、自分の作品の続編書いてるんだ、と思った。
 続編書いたら、1000文字以内に収めるという意義ないのでは?

▼1:四十五円
 アイスを買う金はあるのに、
 友人に1円玉5枚(とは書いてないが)を借りる謎行為を見せるミツオ。
>「ちょっとさ、五円もってない?あったら借してよ」
 この文章で、『五円玉』でなくてはいけないという意図が見えていれば……。

 それと、45円(しじゅうごえん)を始終御縁(しじゅうごえん)にかけたことを
 もう少し強く強調した方がいいと思った。

▼3:ジンジャーエール
 文字数削るためかどうか分からないけど、
 ランドセル背負った子どもが、
 『生姜』とか『綺麗』、『蛸』という感じを使っていると、違和感を覚える。
 物語も中途半端で終わってしまっていて残念。

▼6:スラムダンク
 『噴出し』を見るたびに、「ふんしゅつ?」「ふきだし?」と悩む佐々原です。
 タイトルが、作品内容と合っていない気がする。
 面白い人を懲らしめているという話のようだ。
 オチがよく分からない。
 つまり、杉浦ってヤツは僕(ハンニャ)よりも面白くないヤツということなのか?

▼7:金魚ガ笑ウ
 もっとも短い作品。
 殴ると金魚が出る彼女と結婚します。
 ……その金魚を使ってどうこうするのが見たかった。

▼9:カニャークマリの夜
 この小説を追うのも大変だったが、
 何を言いたいのかはもっとよく分からない。
 今作品の中で、一番読み辛い作品だった。

▼10:図書室の思い出
 前回同様、TM氏の作品には改行が一切入っていない。
 一応過去作品を見たが、改行がひとつもない。
 サイトの作品も目を通して見たが、1セクション中には改行がない。
 そういう文体なのだろうと理解した。

 なんらかの意図はあるとは思うけど、
 私にはただ読みづらくしているだけにしか見えない。
 パッと見で読みたくないと思ってしまう。
 だから、私はこの作品が涙を流すくらいの名作でなければ、まず票は入れないでしょう。

 サイトで仕事を募集してるくらいなら、プロを目指しているなら、
 内容もさることながら、読者のことを考えようよ!
 作者に読者が勝手に付いてくるなんてことはないんだからさ。

 内容は悪くないとは思う。
 でも「握手が嫌い→助けない」は納得できない。

▼11:第59期参加作家へのオマージュ
 ロチェスター氏の作品は、第59回を読んでいるのが大前提の話で、
 しかも、ハッキリと何を表現したいのか分からない。
 いきなりコミック36巻から読み出して、
 8話に登場したキャラが活躍しているのを見ている気分です。
 パロディ作品としては楽しめなくもないのですが、題材がマイナー過ぎて……。
 でも、59回の作品も読んでくれると嬉しいですよね。

▼12:悪戯好きな彼女
 彼女はひでぇ女だ。
 それも悪戯のうちです、って締めれば気持ちよく終わったかも。

▼14:擬装☆少女 千字一時物語14
 単体でも十分に読めるかも? と思ったけど、やっぱりダメだ。
 主人公が女であることが早い段階で説明されていない。
 男が男を、と見ると面白いかも。

▼18:公園の
 興味を引いておいて、語らない。なんてことだ。してやられたぜ。
 展開的にはそれで正しいとは思うし、非常に微笑ましいが、
 『それじゃお話にならないだろう!』と突っ込みを入れたくなる。
 ただ、こういう雰囲気は好きだ。

▼19:T・B
 一瞬なんの略だと思ったタイトル。タイトルで興味を引くのも悪くないね。
 しかし、『T・B』にする意味が全く分からない。

>僕たちに子どもができたらT・Bをプレゼントしよう。以前からずっとそう思っていた。だから連れてきたんだ。〜〜〜
>だから・・・・・・僕は新しいものを送るよ。

 言ってることが矛盾してるというか、少し字足らずな気がする。
 読み間違ってなければ、
 「新しいもの」→「新しいT・B」
 「大きくなったらT・Bの横に飾ろう」→「大きくなったら子どものT・Bに並べて飾ろう」
 にした方がいいと思う。

▼20:天使の絵が描かれたカード
 「皆さんはドナーカード、持ってます?」、てな作品。

 この作品には誰も投票しないだろうなぁ……。

▼21:「人がゴミのようだ」と彼の人は云いました。
 悪く言えば日記。日常があり、感じたことを書いただけって感じがする。

▼27:575
 変なタイトル第2弾。内容も変だし、非常に散文的。
 タイトルは間違ってはいないが、独創的過ぎて……。

▼28:ごっつぁんです
 ライトなノリは嫌いじゃない。
 雰囲気や舞台設定もいい。インパクトもある。
 でも、なんだろう? 何か足りない。

▼29:藻屑
 非常に読ませる作品。中盤は本当に良かった。
 ラストはよく分からないが、限界状態の人間なんてそんなモンでしょう。

▼31:さらさらの髪
 「犇く」(ひしめく)だけ漢字を使っているのはいかがなものか?
 どうしてそこを漢字にしたのか? 非常に疑問が残る。

 文章全体を見ると、特に難読漢字を使う雰囲気の話ではない。
 むしろ、本来使っても問題ない範囲の漢字(人とか、中とか)も使われていないので、浮いてしまっているような気がした。
 表現や言葉の棚はあるようなので、もう少し字面にも気を配って欲しい。

 ラストの
>「しっ、だめよユウくん。目を合わせちゃいけません」
 目を合わせるなって、大の大人がそれを言うのは失礼だろうが。(現実の大人は確かに失礼かもしれないが)
 指差しちゃいけません、とした方が母親らしくなると思った。

>「でもぉ……どうしてあのお兄ちゃん、雨が降ってないのに傘さしてるの?」
 字面が子どもらしくないセリフ。
 平仮名だと確かに読みづらいのは間違いないが、画数の多い漢字を喋らせるのもどうかと。
 幼稚園児の場合、100歩譲っても『傘』という漢字は使わない方が、『らしさ』が出るだろう。

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