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#1 走れ、ケンジとなっちゃん

昔の子供向けアニメに出てきそうな話で、少し懐かしい気分になった。
でも、「最期にアイスが食べたい」という無邪気な話なので、中学三年生というより、小学生のエピソードのほうがしっくりくるような気がする。


#2 彼女いない同盟の君と

わざわざ「彼女いない同盟」まで組んだ友達に突然彼女が出来たら、そりゃ寂しいだろうと思うし、その痛い気持ちは伝わってきた。
しかし、モヤモヤした気持ちをそのままにしておくのではなく、気持ちを切り替えるような展開が何か欲しい。


#3 むぎちょこ

突然、よく分からないことが起こる不条理さが面白いし、惹きつけられるものがあると思う。
この話の場合、食べ物なら何でもいい気もするのだが、なぜあえて麦チョコを選んだのか気になる。麦チョコというと、子どもの時に食べた記憶があるので、その懐かしさが、この不条理な話とオーバーラップして、独特の雰囲気を出しているのかもしれない。
ただし、別の袋に入った(新しい)麦チョコでも同じことが起こるのか、という検証や展開があってもよかったのでは。


#4 企業天使

宗教(真理)と、お金と、世界の効率化という面白そうな話だが、その仕組みをもう少し詳しく知りたいと思った。


#5 世にしたがへば、身くるし。

誰でも、多かれ少なかれ、世の中に生きづらさを感じていることを表現したかったのか。
でも、老婆がかわいそうだなと思った。


#6 僕とりんごの暮らし

実家から送られてきたリンゴを齧ったことで、身近にいる異性のことを思い出して、汚部屋を掃除しようという気持ちになる、という気持ちの推移(展開)みたいなものが面白いと思った。
あと、十代から二十代初めぐらいの頃は、異性に気に入られることが一番の目的になっていて、それが物語を進めるエンジンになっていることもあるな、ということも考えた。


#7 ナイショだよ?

清楚なイメージがある「彼女」の舌に、突然ピアスが見えた、という展開は良かった。
いい意味で、はしごを外された気分になる。
ただ、その展開へ行くまでが、少しもたついている感じがした。


#9 SUNRISE BRAVE(歌:日輪ルル)

「ルルの言うことを批判するのはダサい」というのは、全く合理性のない考え方なのだけど、そういう、ものが言えなくなる空気みたいなものは現実の社会にもある。
社会の空気による圧力みたいなものは、客観的に見なければ、自分も飲み込まれてしまうという怖さがあるし、この作品ではそのことを上手く伝えていると思う。


#10 名告り

この作品に出てくる「名」とは、その人のアイデンティティ(出自)みたいなものか。
しかし、その「名」を一音間違えただけで、全く別の存在になってしまうという世界。
実際にあったら怖いなと思うが、現実社会にある人種差別の本質ってそういうものかもしれないなと思った。

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