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以前書いた感想では、『スピーチの草案』というタイトルを考慮せずに書いていました。
つまり「草案」なのだから、まだスピーチをしていないということなのですが、私の中では、実際のスピーチをそのまま文章にしたという体の作品だと思っていたということです。そしてこの文章を、「草案」なのだということを前提にして読むと、「実際のスピーチ」という体のものとは違う趣になってしまいます。
この文章が「実際のスピーチ」ならば、ただの変人を描いただけに終わってしまいますが、「草案」であるなら、恋愛が上手く出来ない人間の切なさが滲んでくるような気がします。
ただし「草案」であるにしても(自分の中だけの思いだとしても)、最後の方で、自分を卑下して、内に籠ろうとしているようなところがあって、そこはあまり好きになれませんでしたが。

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