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読者さん
感想拝見しました。書いてもらった一人としてありがとうございます。
書くほうもまじめに書けば大変だし、読むほうもまじめに読めば大変で、逆も言えるわけで、
どちらにせよ頑張ってするかしないかの問題だと思います。
時間を費やして感想を書くのなら、ちゃんとした文庫本のを読みたいと思うことのほうが、
感想を書くことに関する根本的な問題に思います。
自分と他の人たちとのレベルについて、
自分も内心、見下したり見上げたりしていないと言ったら、嘘になりますから、
否定できないところがあります。
ただ見下すほうで言えば、自分がそう思っているだけで、勘違いしていることが多々あります。


子供たち
読んでいて先が読めないから面白い。
チョコレート・アンダーグラウンドはどこの国の物語だったか。
命題を言葉にしてまで全面に出すか、物語を書くか。
「物語を書く」もっといえば「場面を書く」という方向へ最大限に振ればこういった作品になる。
そして言葉にしずらくぼんやりとした、でも確かな書き手の命題が浮かんでくる。
三人のキャラクターが立ち、それぞれの心が丁寧に描かれている。
文章に少し甘いくらいの女性の柔らかさを感じる。
1000文字だと物語を進めないほうがおもしろい物語になるのでないかと、
これまでに読んできた幾つかの作品のことを思い返しながらふと考えた。

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