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139期の投稿を終えて、掲示板を閲覧したら感想があったので返信致しました。拙作に感想をいただけて幸甚です。

[参加者]さん
〉メダンは第二の故郷なので、物語に出てきて嬉しくて書き込み。
〉スマトラトラに会えるといいですね。


 いつか絶対に行きたいと思っていますが、私はまだ行ったことがありません。お金を貯めて、絶対に行きたいです! 今回の小説は、旅行パンフレットを見ながら、行きたいなぁ、行ってみたいなあと思いながら書きました。

[三浦]さん
〉離婚して間もない女がオフシーズンのスマトラ島を訪れ、ツアー先で一緒になった同年輩の男が野生のスマトラ虎が見られるといいなと言ったことに同意する。
〉根拠もなく予感を抱いてしまう人というのは些細なことにもしっかりとした感想を持ってしまう人であるという人物造詣に注目。



「離婚して間もない女」という一文に感激しました。そのことが伝わるかが、私の不安でした。それが伝わるかが不安で、「荷ほどきが終わっていない」「保険金受取人の名前を書き間違え」「「Ms.」と書かれているのも、素敵。」等、1000字という限られた文字数の中で、それを伝える為に字数を割いた甲斐がありました。胸の支えが取れて、救われた気がします。
(敢えてそれを文中で明示しないことによる表現の効果を、今後高めて行けるように精進します)

[qbc] さん
〉何か期待を催させる最後。文章を読んで思うのは、「膝の上に移動させたハンドバックが、車の揺れで少し飛び跳ねた。」
みたいな一文で何かが起こりそうだな、って思う神経が、異常じゃないか、ということだ。


「膝の上に移動させたハンドバックが、車の揺れで少し飛び跳ねた。」という一文、改行すれば良かったと反省しております。「スマトラトラが、私達の前に姿を現すという、予感めいたものを私は感じた。」という前文に引っ張られてしまいますね。

 「私は、三人掛けの席の真ん中の空いたスペースにハンドバックを置いた。」という事と対応させて、(主人公の男に対する心理的な壁、物理的な障壁である)ハンドバックを、主人公自身が移動させたことを示し、主人公の警戒心が揺るんだことの描写、二人が親密になっていくこと可能性があることを暗示する意図がありました。「車の揺れで少し飛び跳ねた。」というのは、主人公がこの男性と親密になることを心なしか期待しているということの暗示のつもりでした。
 この返信を書いてて思ったのですが、上記のことを読者の方に読み取って欲しいというのは、私(作者)の傲慢ですね。今後、精進致します。

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