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〉 ずっと思っていたんですが、タンソさんは例えばどのような作品が、ちょっとよくわからない小説だとお考えなのでしょうか。作品を名指しでないと、タンソさんの感覚がつかめないんです。

 名指しましょう。今回で言えば、9人からの票を受け取ったqbc様の「メフィストフェレス」。私は、分からないと思ったらもうそれ以上の感想は抱けないので、友人にも読んでもらったところ、その友人も、「わけが分からない」と言っておりました。ですが彼は、その理由まで指摘してくれました。
それは、「比喩と事実の書き分けがうまくできていない」「『冒頭部分:電球の交換頼まれ、トイレットペーパーの補充頼まれ』にリアリティがない」(OLは、こんな仕事はしないそうです)後者はともかく、前者が私たちが作品についていけないと感じる一番の理由ではないかと思います。
 そして、たけやん様の「僕と猫」。文章は分かりやすいが、最後に「それで?」という感想を抱いてしまう。テーマがよく分からないということです。
 そして、三浦様「きれいな円が書きたい」が一番まともでした。ただ、本当に読解力のある人にしか分からない、難解な内容であるということは挙げておきたいと思います。
 そして、長月様。「筒井筒」など、作品は分かりやすい分野に入ります。ですが、ありきたりな感じです。新鮮味がないと思います。

 以上、名指しでこきおろしました。皆さんが賛美する作品にもこんなにも問題点があることが、分かってもらえたでしょうか?

 そして、友人に、ある忠告をもらいました。私のしていることは、単なる水掛け論ではないかと。そんなことをして意味があるのか、と。
 たくさんの読者に分かってもらうことのすばらしさは伝わらないのでしょうか? 本当に、単なる水掛け論で終わってしまうのでしょうか?
 ですが、もう私はすべてを語り終えたと思います。
  

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