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 なにやら盛り上がっておりますね。何で俺のコピペ指摘が炎上せずにこんな永遠に繰り返される話題が燃えるんだ!と悔しさを感じつつ……

僕が全感想を書く(書いた)理由
・自分のため。他者が書いた作品を読んで感想を書くことで、自分の作品を見る視点を増やすため。
・作者さんのため。もしかしたら感想をもらった人が喜んでくれるかもしれないから。僕が短編に投稿を始めたのは、掲示板や票の中で書かれている感想が面白くてためになりそうだなぁと思ったから。だから参加するようになってからは感想を出すようにしました。
・単に感じたことを書きたいから。これは日記と変わらない。本屋で売られている本を買って読んでその感想をブログに書くのとなんらかわらない。

 1つ目と3つ目はチラシの裏でいいんですが、2つ目の理由があるために、リンクを掲示板に貼らせてもらいました。正直、そりゃ僕の感想なんて、プロの編集者さんに比べたら屑みたいなもんだと思いますよ、作者さんの役に立つかどうかで言えば。先日某出版社の編集者さんにお話を伺う機会に恵まれたのですが、ホントそういうのを感じました。ただまあ、短編は編集者養成サイトじゃないし、その辺は別にいいと思います。


 さて、「感想を書かれたくない」という人がいるとかいないとかいう話でしたが、なんででしょう、よくわかりません。そういう方がもしいらっしゃるんでしたら、(投票の際に感想が義務付けられているようなサイトである)短編には参加しないか、あるいは書かれた感想を読まないか、どっちかでいいんじゃないでしょうか?(参加者が減るのはそれはそれで悲しいので、僕としては後者をお勧めします!)

 そもそもこの話題、結局「作者と読者のどっちがえらいか論」というめんどくさい話題に落ちていきそうです。
 僕としては、偉さとは違うけど、「情報の受け手が優位」というのが原則だと思います。つまり、作品を読んだ時点では、読者の方が優位な立場にいます。受け手だから。「この作品つまんねーなにがしたいんだよボケがこんな作品投稿して公にさらしちゃうとか頭大丈夫か?」と思ったらそれでいい。読者にはそう思う権利がある。ただ、感想を書いて公開するとなると、今度は読者が表現者になりますから、感想の受け手である作者の方が優位です(ただし偉いわけじゃないです)。だから作者はその感想を読んで、「なんだこいつこんな読み方とかありえねーだろなんもわかってねーな糞がお前なんかには俺の作品のよさはわかんねーんだよへーんだ!」と思ってればいいんだと思います。そう思わされるようなくだらない感想だったら、その程度だと思ってればいいんじゃないでしょうか。
 情報の受け手が優位、っていうことの最たるものが、受け手は情報を受け取らないという選択ができる、ということです。「嫌だったら見なきゃいいじゃん」はネット上では何かと便利に使われすぎている感がありますが、『小説投稿サイトにおける作品への感想』には、十分適応できるロジックだと思いますよ。

 以上が僕の視点なのですが、そこから見ますと、「感想書いてくださいお願いしますお願いします」はなんかへりくだりすぎな感じがするし、「感想とか書かないでください」は傲慢な感じがしてしまうのですね。作者様主義も読者様主義も嫌いです。
 あ、ちなみに僕が例えば感想を頂いたら、もちろん「ありがとうございます!」って言います。けどこれは礼儀であって、作者より読者の方が百倍偉くて作者は読者様様の至高なる感想を賜る際には平伏してその温情に篤く感謝し涙を流しながら足元に接吻しなければならないとかいうわけでは決してないです。うーん、社交辞令が作者様・読者様主義に見えてしまうというのが問題の一端なのかもしれないとたったいま思いつきました。



 長々と失礼しました。最後にポジティブな表現で言いたいことをまとめますと、
【感想を読んだ時に「おお、この感想は俺の作品を良くするために役に立つ!」と思った感想は積極的に活用すればいい、そう思わない感想なら適当に読み流せばいい】
それだけだと思います。

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