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Re*2:がきの使いさえへどもどで苦手なqbcが第77期作品の感想を日にみっつずつ(7-9)

7 紺色のマフラー テツヤ 859
本当にこういう感情に陥るのかなと素朴に疑問に思った。
私と、私の周囲の話で、これも例えばハルコの行動を裏打ちするようなエピソードがもうひとつくらいあったほうが重層的になったのではないのかなと思う。「恥ずかしそうに差し出した」というのも、細かく描写すれば、もっと違った印象になったと思う。よくある方法だけど、「恥ずかしい」を恥ずかしいという言葉を使わずに描いてみたらどうなったのだろうか、とか。
思うのは、こういった照れ隠しのような「バカヤロー」はどこから来るのだろうかということ。本当に、こんなこと、言うのかと、疑問に思う。言うのだとしたら、なんでこんなこと言うのかなと。ぐへへ。

8 水分茶屋 中川口物語-暮六つ 東 裕次郎 982
時代考証の要るものは正直言ってほとんどお手上げで、なるほどと思うしかなかったりする。ただひたすら、ご飯が美味しそうで良かったなと。
あと単純に、「店の奥へ行き、襖の陰から客を見ていた」とか、店の奥に行った。襖の陰に屈んでそこから客を盗み見た。みたいに処理したほうが分かりやすかったのでは、という箇所が散見した。でへへ。

9 道 笹舟 263
アントニオ猪木の道のスピーチがいいですよね。
人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います。
この道を行けば、どうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば、道はなし。踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる。迷わずゆけよ行けばわかるさ。
道という比喩は偉大ですね。この納得はほんとかよ、とか思いますけど。えへへ。

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