3 枕の下にある枕 鏡 もち 431
「枕」を擬人化するのなんて安直なんだよと
文句をいくらでも並べたてられそうなんだ
けれども、
>「一度でいいから枕を使ってみたかったんだ」
というオチで心が安らいでしまいました。
お話全体のほのぼのしたトーンに比べて、
「猛烈な睡魔」とか「身を起こした」という
語感はやや硬いのではないかという印象を
感じました。
道具を擬人化する話は、面白いですね。
今回のお話は道具に対して優しい対応を
取ったと思うのですが、攻撃的な態度を
とってもいいわけで、そうすると、また
違った展開も見えてきますし。