第158期 #19
2015年5月7日(木)カラオケへ行く。12時47分1000字小説「短編」の執筆を止めて出立する。O葱坊主サークル仲間が活躍す。かつ丼屋を過ぎる。季語は「葱坊主」。まだ晩春の季語が残って居た。O捨てられし雑誌の類(たぐひ)薄暑光。「薄暑光」は初夏の季語で晩春の季語と初夏の季語を使い分ける。O学園の看板見えて葱坊主。受験予備校が見えて来ると国道の右も左も葱坊主だらけで、豪勢な感じがする。片側二車線が両側二車線に成り、追い越しやスピードの速い車が増えてはらはらどきどきする。何時も行き帰りに北側に見える著しく背の高い塔。塔の一番上の「〜のかおり」の看板。この看板は何時からあったのか少なくとも俺が成人してからだ。「ホットモット」を過ぎると「白山」交差点。石川県に居ると勘違いしそうになる。ここでは以前急ブレーキの餌食に成りかかった所である。2011年の11月半ばだった。信号の変わり目だったのか事情は忘れて仕舞った。結局カラオケに辿り着いて一番初めに歌った曲は岩嵜宏美の「思秋期」だった。