投票参照

第9期決勝時の、#9(削除されました)(-)への投票です(10票)。

2003年5月19日 23時44分51秒

ナオミ……文章がどうにも好みじゃ無かったです。いかにもそこらへんのあんちゃん(ねえちゃん)が気取って書いた、っていう感じ。ソツはないけれど、でもあってもなくてもどっちでも良い小説に思えてしまった。ストーリーも、別に展開が唐突とは感じなかったけれど、愛しているとか愛していないとかそんなことは個人的にはどうでも良く、またシックスセンスか、とだけ思いました。
猫のドイさん……これもあまり面白いとは思えませんでした。
園芸論……これは凄く面白かった。だけどあと一味欲しいな、とも思ったけれど。同じような作りの今回のツチダさんの作品と比べると、こっちには一味がある気がします。作者には、あと一味ないのがこの作品の味じゃよ、とか言われてしまいそうだけれど、ああそうじゃなくてえ。そういうんじゃなくてえ。

ああ、あと! 投票状況を見れるようになったのは何故でしょうか(ごめんなさい、あまり掲示板を見ていないので)。個人的には面白味に欠けます。
 例えば、

1 飲む 4票
2 打つ 3票
3 買う 2票

 のような状況や今回のような接戦なら投票する気になれますが、

1 喰う 100票
2 寝る   2票
3 遊ぶ   1票

 のような状況だと、「喰う」の支持者も「寝る」「遊ぶ」の支持者も、ああ、これじゃあ投票してもしなくても同じだなあ、とかにならないでしょうか。
 ていうか単にドキドキ感が欲しいです。予選も公開制になるんでしょうか。ううむ。
 議論を蒸し返すようで申し訳ありませんが、なにとぞご一考の程を。また馬鹿がいるよ、くらいのテンションで構いませんので。
 まあ単に見なければ良いだけでしょうけれど。

参照用リンク: #date20030519-234451

2003年5月19日 23時5分39秒

面白かったから。

参照用リンク: #date20030519-230539

2003年5月19日 22時52分16秒

作品の余裕を愉しませて貰いました。

参照用リンク: #date20030519-225216

2003年5月19日 1時5分13秒

短編にはなかった作品を提出したということ。奇妙なユーモアのセンスを買う。

参照用リンク: #date20030519-010513

2003年5月15日 21時55分52秒

よいね。

参照用リンク: #date20030515-215552

2003年5月12日 21時22分12秒

 三作品とも自分が予選で推したものではないので、「優勝のための一票」というのはどうにも心情的にやるせないものもあるのだけど。まあ硬く考えずによく出来ているのと、『短編』で今までになかった新鮮さを推します。あと次作が楽しみというのも理由に追加。

 「ナオミ」もよかったんだけど、これだけ長い期間いろんな意見が出たり、作者自身の言葉があったりで多少風化してしまった感が否めない。かっちりとした作品である分、不利なのかなあという気もする。「園芸論」もその点同種なんだけど、ナオミのように仕組みがさらされていくというのではなく、読むほどによりよく作者の意図が見えるという、微妙なニュアンスの差ではあるけども、そんな感じがしました。
 「猫のドイさん」はこれほどの評価があること自体不思議である。如才なくまとまってはいるけども、それ以上のものはないし、新鮮さもないし、笑えないことはないけど、よほど山篭りでもしてたのでなければこれを読んで笑うほど干乾びてないぞ、と別に悪気はないけれども。笑えなければこの作品にそれ以上意味を求めるのはちょっと深読みすぎるんじゃないだろうか、と一連の感想やらをみて思うのです。

参照用リンク: #date20030512-212212

2003年5月11日 20時54分16秒

これでいく。
「猫のドイさん」に心傾きそうになったけれども、これでいく。
「園芸論」の作品本体については、予選感想にてほぼポイントは語りつくされているので詳述しない。誤解も曲解もしようのない作品。そのストレートな異彩ぶりに票を託す。ところで「猫のドイさん」について若干補足すると、私のイメージでは漫画チックなデブネコを想像していたので、4本足で歩いて欲しくはなかった。ドイさんは堂々と二本足で歩いて欲しかった。本物の猫そのものなら、だいたい人間よりかなり小さい。その大きさにドイさんの鷹揚としたキャラクターを押し込めるのは、ややもったいないという気がした。話自体の飛び抜けた面白さはあるが、ビジュアル的な想像がどうしても作品本体を裏切ってしまう。
「ナオミ」はやっぱり「愛してしまったから」がしっくりこない。というのも私は一目惚れというものを信じない質の人間だからだ。男を連れて行くのが「あなたはあたしのバースデイプレゼント。この世で最後のバースデイプレゼント」というような不思議ちゃん的な理由だったら、私の感覚にビビビときたに違いない。

……迷いつつも。

参照用リンク: #date20030511-205416

2003年5月11日 2時24分4秒

 投票状況がわかるというのが、ここまでおもしろいとは。私(あ)は現在掲示されている7票目まで興味深く読了しました。
 今回から私も記名投票を始めたのですが、他の記名投票をされた方々が予選通過作品を少なくとも一つは選択できているのに対して、私は3票全部だめでした。少し言い訳をすると、私は自分の読解が貧弱だと自覚しており、「おもしろいと思うけれども、自分はそれを評価するには適任ではないだろう」という作品には投票しませんでした。それが「ナオミ」と「園芸論」です、と書くとずいぶんと減らず口のようです。

■さて、「ナオミ」から。
 やはり一行空けに触れないわけにはいかないでしょう。読み始めるとすぐに多分に詩的な印象を受けました。その後「十七歳」の段落が狭隘に感じられ、その先に進むことが難しくなりました。あと、「恨んでいるからではない。愛してしまったから……。」も同様に狭隘でした。
 読後に考えたのですが、狭隘感こそがこの作品の「きも」なのではないでしょうか。そこでぐっと読者を惹きつけている、そう感じました。作者の緻密な計算がうかがえます。しかし、あまりにも強意の直接的な表現方法を選択してしまったがために、好き嫌いが分かれてしまうのではないかと懸念しました。
 申し訳ないのですが、結局私は「つぼにはまらなかった」ほうで、というのも人が死ぬジャンル(ひとまとめにするには大変失礼だと重々承知しているのですが)に対する拒否感が人一倍強いのです。つまり、私のその拒否感を覆すほど「ナオミ」が優れているとは、思わなかったのです。

■次に「園芸論」ですが。
 さくさく読み終わった後、にやりとはしましたが、どこかとっつきにくく、自分は全然理解できていないのではないかという漠然とした不安に襲われたので、予選では投票しませんでした。
 実はそういった反応こそ作者が計画していたものなのではないかと、今は考えます。やられました。
 ちなみに「藪北茶」だけはなぜか非常に気になって検索を色々かけたのですが、本説らしきものには到達できませんでした。



というわけで、決勝投票は「園芸論」となるわけですが、私も「外は雨だよ」に触れたいと思います。ただし(あ)は少々否定的です。

■「外は雨だよ」と第7期「どっちもどっち」(朽木花織さん)の比較と考察
 瑕瑾さんが「短編」の掲示板に登場して間もない頃、「どっち」を推していたことを思い出しました。どうしてそんなことを覚えているのかというと、第7期で唯一私だけが予選で「どっち」に一票を投じていたからです。(予選の頃瑕瑾さんはまだ登場していなかった)
 両作品とも最後でふわっと浮いた印象を読み手に与えます。序盤を丹念に書き耕すことによってのみ可能な浮遊感です。登場人物という架空の存在の思考が、作品を読んでいる私の心に直接影響を及ぼします。並みの技巧ではありません。
 「どっち」については第7期の時に、あちこちの感想ページで「主人公の性別が分かりにくい」という意見が出ていました。しかし、主人公の性別でいうと、「雨」のほうがさらに分かりにくくなっています。ここがちょっと「雨」の評価を下げた理由です。「私」にしても「隣のひと」にしてももっと描写できたのではないかと思うのです。そうすれば終盤近くの会話ももっともっと生き生きとして、そして、最後の浮遊感も強まったのではないでしょうか。
 とはいえ、序盤の味わいでいえば個人的には「雨」>>「どっち」であり、「雨」はもっと評価されるべきだという点で瑕瑾さんに同意します。

参照用リンク: #date20030511-022404

2003年5月9日 21時16分14秒

この3作品の中では、「園芸論」を推します。
7つの話からなっている。この7つのうちの最終章が特に好き。
この最終章が、ちょっと諸星大二郎っぽい所が好み。
誰かも書いていたけれど、せっかくだから1000文字ぎりぎりの、もうひとつエピソードを入れて欲しかったな。

参照用リンク: #date20030509-211614

2003年5月5日 17時8分4秒

 迷いに迷って園芸論。こいつには決勝に上がってきてほしくなかった。
 この手の話は順序が命、どの順序で語るかが腕の見せどころだと思う。そして読者はついエピソードを並べかえてみて、順序が違っても同じ効果が得られるものだろうかと確認したくなるものだとも思う。そういう、読者のいじりたくなる心(校正したくなる心とはまた異なる)を刺激する、物語としてのコヒーレンスの脆弱さが気になったので予選では投票しなかった。
 しかし決勝に上がってきた三作をあらためて見わたしてみれば、やはり群を抜いて読ませるのがこんちくしょう。淡々とした羅列も、順序を入れ替えても成り立つことも、すべて計算の内、そもそもそこがポイントじゃないんだよちっちっち、と言われているような気がして胸がざわつくのだが、それもこれもぐっと呑みこんで、今回は園芸論。

参照用リンク: #date20030505-170804


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